山武市「さんむ医療センター」(国保 成東病院) 「現在90%近い人件費比率に切り込まなければ独法化の意味がない」「事務職の給与が看護師より高いのは異常だ」など人件費の改善を求める意見が相次いだため、市側は再検討とした



山武市「さんむ医療センター」(国保 成東病院) 
「現在90%近い人件費比率に切り込まなければ独法化の意味がない」「事務職の給与が看護師より高いのは異常だ」など人件費の改善を求める意見が相次いだため、市側は再検討とした 
  
病院名「さんむ医療センター」へ 
成東病院の独立行政法人化 

  
評価委員会が初会合2009年11月26日(木) 千葉日報 
  
 来年4月から山武市単独の地方独立行政法人(独法)での運営が決まった組合立国保成東病院(山武市成東)で25日、独法化後の業務実績や中期計画を評価する「地方独立行政法人成東病院評価委員会」の初会合が開かれた。独法化後の病院名を「さんむ医療センター」と変更するほか、現病院長の坂本昭雄氏を院長兼理事長予定者とすることを了承した。病院名の変更は、12月定例市議会に関連議案が提案される。 
  

  
 成東病院の独法化は、構成団体である同市と東金市、九十九里町、芝山町の各議会が10月中に関連議案を可決し正式に決定。来年3月末で一部事務組合を解散、4月からの独法での運営に向け県への認可申請などの準備が進められている。 
  
 評価委員会は、独法の業務実績の評価をはじめ、中期目標や中期計画などについて市長に意見を提示するほか、業務改善勧告などを行う市の付属機関。国保旭中央や成田赤十字、亀田総合など近隣病院の院長や理事長のほか、地元医師会や議会代表者ら8人の委員で構成され、委員長には村上信乃・国保旭中央病院名誉院長が就任した。 
  
 初会合では、独法化後の成東病院のおり方について山武市側が説明した。認可病床350床のうち180床程度にとどまる現状の稼働実績を踏まえ、一般病床を210~230床とし、老人保健施設の新設を検討。また、現在の医療スタッフでできる診療体制で現状の診療科を継続し、現在の職員はいったん整理退職扱いとし割り増し退職金を支払い現給保障のうえ再雇用するとした。 
  
 委員から「現在90%近い人件費比率に切り込まなければ独法化の意味がない」「事務職の給与が看護師より高いのは異常だ」など人件費の改善を求める意見が相次いだため、市側は再検討とした。 
  
 新病院名の「さんむ医療センター」は、「心機一転新たなスタート」「山武郡市の地域医療の中核を担う」などが選定理由。委員から「東金市などが進める地域医療センターと混同されることを覚悟したほうがいい」との声も上がった。 
  
 評価委員会は公開で行われ、この日は約15人が傍聴した。来年2月まで計4回の会議を開き、中期計画や業務方法書、役員報酬基準などについて話し合う。 
  

評価委は「大きな味方」 山武市の椎名市長 
  
 山武市の椎名千収市長は、評価委員会初会合について「医療の現場に携わり、さまざまな情報を持つ委員の意見を尊重したい。新病院の経営は楽なことではなく、大きな味方を得たと実感した」と語った。 
  
 一方、さんむ医療センターヘの名称変更について「(成東町長時代の)2000年ごろから成東病院を中心とした地域医療構想を検討し、その名称は医療センターと考えていた」と述べたうえで、「成東病院内部や市議会の了承も取り付けており、医療センターには山武郡市全体の病院という意味もある」と説明した。 
  
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県、補助金交付前倒しへ 
東金・九十九里医療センター 
  
 東金市と九十九里町が進める地域医療センター計画で、県は25日、センター病院開設までに見込まれる資金不足を補うため、開設前年度に前倒しして補助金を交付する方針を決めた。 
  
 計画は、東金市丘山台に救急医療を中心とした314床(救急20床)を2014年4月に開設する予定で、総事業費は約125億7千万円。一方で、開設前年度には両市町が負担する一般財源が約9億3千万円に上るほか、開設初年度には6億2千万円の赤字が見込まれるなど厳しい運営見通しが示されている。 
  
 両市町とも財政難を抱えるため、開設前年度に多額の負担を見込めば、現時点での財政運営に支障が生じるため、県に支援の前倒しを要請していた。 
  
 県の前倒し支援は、開設前年度の準備経費約9億円のうち、備品や施設費などに要する4億1千万円。県が支出予定の85億6千万円の補助総額は変わらず、建設時に13億8千万円、残る71億8千万円か開院後10年間分割で交付される。 
  
 県は「今回の前倒しにより、1市1町の問題点がクリアでき、14年度の開設に向けて大きく前進したと受け止めている」としている。 



国保成東病院新名称は「さんむ医療センター」=千葉 
2009.11.26読売新聞   
  
来年4月から山武市単独の地方独立行政法人として運営される国保成東病院(山武市)で、業務内容をチェックする初の評価委員会が25日開かれ、新病院名が「さんむ医療センター」に内定、坂本昭雄・成東病院長がセンターの院長兼理事長を務めることが確認された。 


独法化後の成東病院、「さんむ医療センター」に 評価委が初会合、名称を承認/千葉県 
2009.11.26朝日新聞 

 来年4月に地方独立行政法人化する、山武市の成東病院の評価委員会が25日、院内で初会合を開き、法人の名称を「さんむ医療センター」とすることを承認した。同市議会の議決を経て正式決定する予定という。 

 山武市が法人の設立団体であり、また、親しみやすいとして「さんむ」とひらがな表記にした。医療センターにしたのは、山武郡市の地域医療の中核病院との位置づけからという。理事長兼院長には成東病院の坂本昭雄病院長が就任する予定という。 

 同評価委は、同法人の業務実績を評価し、中期目標・中期計画などを協議し、市長に意見を具申する。 

 中期目標は3~5年を期間と定め、業務の改善、効率化などを内容にし、その目標に従って具体的な中期計画が作成される。委員は8人で、委員長には村上信乃・国保旭中央病院名誉院長が就任した。 

 初会合では、現状の人件費が高すぎるとの批判が出された。同市の基本方針では、現在の職員はいったん整理退職扱いにして退職金を支払った後、再雇用する。給与は現行を保障するため、委員からは現行の保障を見直すべきだとの発言があった。 

http://www.city.sammu.lg.jp/02-gyousei/reiki_int/reiki_honbun/r3370928001.html