東金市と九十九里町が検討している「地域医療センター構想」・・・高値どまりの豪華公立病院と比較した検討そのものを厳しく批判する。



『東金市と九十九里町が検討している「地域医療センター構想」・・・高値どまりの豪華公立病院と比較した検討そのものを厳しく批判する。 
304床で171億 1床あたり56百万!! 
どんなに高くとも 総事業費は60億以下でなければ 起債は同意されない。 
豪華病院部分を 千葉県が 40年以上負担することを明確にしなければ 10年を待たず 数年で破綻することになろう』  


地域医療センター構想:東金・九十九里検討、県支援なくなれば赤字 /千葉 
12月10日 毎日新聞 
◇県シミュレーション結果 
 東金市と九十九里町が検討している「地域医療センター構想」の経営シミュレーション(県試案)の検証結果がまとまった。 

検証作業は県内の公立病院の経営診断などを行っているシステム環境研究所(東京都中央区)が実施。既に両市町の議会全員協議会で報告されている。 
  
検証結果によると、医療センターの経営状態については、「県支援がなくなる10年目以降からは単年度収支が赤字に陥り、両市町ともそれを支えるだけの財政力が見込めない」と推測。「自立的な運営が可能な、市町からの繰り出し金に頼らない病院経営なくしては1市1町での医療センターは成り立たない」と指摘している。 
  
概算整備費は171億円と推定。県は10年間に85億円の財政支援の意向を明らかにしているが、その後は「毎年5億円の資金不足となり開設16年目には余剰資金(留保金)を使い切る」と予想。「基本的には赤字構造の経営」としている。【吉村建二】 

  
  
千葉県東金市、九十九里町/地域医療センター構想/県試案の検証結果を公表 
2008.12.10 日刊建設工業新聞 
  

 千葉県東金市と九十九里町が進めている地域医療センター構想について、両市町がシステム環境研究所(東京都中央区)に委託していた医療センター県試案検証業務報告書の内容が明らかになった。 

報告書によると、県試案では、1平方メートル当たりの病院建築費を26万円と試算しているが、医療センター類の高機能な病院を建設する場合、現在整備中の他の公立病院を見ても同40万円程度はかかると推察される。 

 県試案によると、建築単価26万円/1平方メートル、医療機器整備費29億8100万円で計算すると、314床規模で総事業費は約123億4000万円。このうち建設時に10億6700万円、開設後10年間にわたり74億9300万円の計約85億6000万円を県が負担する。 

両市町は県試案の妥当性検証と課題抽出を目的に、医療センターの建築単価や医療機器整備費などの各項目についてシステム環境研究所に検証を依頼。 

検証に当たっては、公立公営整備を前提に県試案の80平方メートル/床に対し、他の公立病院の300床以上の10病院における平均77・02平方メートル/床で試算した。 

 検証結果によると、医療センター類の高機能な病院建設の場合、300床以上の他の公立病院でみると、建築単価は平均44万3000円/1平方メートル、医療機器整備費は総額40億円程度になると指摘。県試案では総事業費約123億4000万円と試算したが同社の検証結果では同171億6600万円に跳ね上がった。 

 ただ、公立病院の建築単価は民間病院に比べて高い傾向にあるとして、公立病院改革ガイドラインが示す25万~30万円/平方メートルを目安にすべきだとして、予算が不足する分については民間手法を取り入れ、建築単価を抑制する努力が必要と指摘している。