県・高知市病院企業団 運営資金7億6000万円不足 黒字化へプラン=高知



県・高知市病院企業団 運営資金7億6000万円不足 黒字化へプラン=高知 
2008.12.02 読売新聞   
  

 ◆今年度決算見込み、黒字化へ改革プラン 

 高知医療センター(高知市池)を運営する県・高知市病院企業団の議会定例会と議員協議会が1日開かれ、2007年度決算と、08年度決算見込みが報告された。08年度決算では約7億6000万円の資金ショートを起こす見通しが示され、企業団は、経費節減などで資金不足を圧縮し、県や同市へ借り入れなどを申し入れる方針を説明した。 

 07年度決算の純損益は18億9000万円の赤字。赤字幅は前年度より3億円縮小したが、07年度末の累積赤字は58億円となった。1日あたりの入院患者は前年より19人減って480人となり、診療単価は5万8245円で前年より4636円上昇。外来患者は1日あたり5人減って680人となり、診療単価は994円上がって1万1031円となった。医業収益は126億7000万円だった。 

 08年度決算見込みは、事業収益が前年度比4億6000万円減の約162億2000万円で、純損益は当初予算見込みの13億6000万円より赤字幅が増えて21億7000万円の赤字。このため、現金支出を伴わない減価償却費などを計上すると、年度末には約7億6000万円の現金が不足する見通しとなった。 

 同企業団では、11年度に単年度収支を黒字化する改革プランの策定を進め、高知医療ピーエフアイに対しても、同年度までに約6億円の経費削減を行うよう申し入れたと報告した。