大阪 市立松原病院 廃院問題 3市立病院統合を急げば地域医療は守れるので問題ない。病院の廃院決定は大いなる前進!



『大阪 市立松原病院 廃院問題 3市立病院統合を急げば地域医療は守れるので問題ない。病院の廃院決定は大いなる前進! 大阪府の考えは正しく 3市が大阪府に全面協力すれば 医師も確保でき地域医療は守れる。廃院までに再編ネットワークは合意されるのではないか。 


(以下大阪府の考え) 
・松原、藤井寺、羽曳野の3市合同により新病院を建設することで医療機能の強化と新病院の建設コストの縮減を図ることが望ましい。地域医療確保のため大阪府が強力なリーダーシップを発揮し進めていくことが必要。 
・松原、藤井寺、羽曳野の3市合同により新病院を建設し、経営形態は独立行政法人(非公務員型)が望ましい 
・今後、再編・ネットワーク化について、地域における検討の場を設置する予定であり、その中で、経営形態についても必要に応じて検討することになると考えています。 (大阪府 パブコメ Q$Aより)』  


大阪市立松原病院:今年度末、閉院へ 累積赤字40億円 
2008.11.28 毎日新聞  
  

 大阪府松原市の市立松原病院(桑田博文院長、162床)が今年度で閉院することが分かった。慢性的赤字で累積債務が約40億円に達しており、今年度も約9億円赤字の見通しとなったことが大きな要因。中野孝則市長が28日にも市議会の同病院事業対策特別委員会で閉院を報告する。同病院は大阪市南部と羽曳野、藤井寺両市など近隣自治体からも患者が通う地域の中核病院で、閉院は地域医療へ影響を与えそうだ。 

 同病院は1950年開設。内科、外科、産婦人科など12科あり、医師27人を含め、看護師、事務職員ら計194人が勤務。外来患者が連日500人以上訪れているという。 

 99年には内科と小児科で24時間救急診療を整えたが、医師不足で05年1月に内科、今年1月に小児科が救急診療を取りやめた。近年は入院、外来ともに患者数が減少。01年度に約94%だった病床利用率も昨年度で約66%に落ち込んでいた。老朽化した病棟の建て替えにも約100億円必要で、赤字を食い止めるため閉院を選択したとみられる。 

 同病院では桑田院長が「来年3月31日で閉院する」と医師らに伝えたため、約80人が27日夕、市役所へ押しかけた。看護師(41)は「病院から何も説明がない」と困惑した様子だった。 

 総務省によると、全国の公立病院は約1000施設。ここ数年は民間への経営委譲などで年間数施設~20施設程度減っているが、完全な廃止は少なく、07年度は2件、06年度はゼロだった。全体の約4分の3は赤字で、赤字額は年平均約3億円。【曽根田和久、野田武】 

  

市立松原病院閉院発表 入院患者ら不安の声 市民団体「投げ出すのか」 
 松原市が経営難に陥っている市立松原病院を2009年3月末に閉院することを正式発表した28日、中野孝則市長は「このままでは財政再生団体になる。放置する方が責任が重い」と苦渋の表情を浮かべた。これに対し、利用患者らから不安と怒りの声が相次ぎ、存続を求める署名を集めた市民団体は「寝耳に水だ」として抗議声明を出した。 

 この日午後、中野市長らが市役所で記者会見。桑田博文院長は「救急医療、産科・小児科、臨床研修など、公立病院としての役割を果たすほど、厳しい経営状況になった」と説明した。 

 市は12月2日からの市議会に病院廃止に向けた条例を提案。近く患者の転院準備を始め、来年1月から入院や外来患者の受け付けを縮小するといい、中野市長は「今後、地域医療、救急医療の確保に全力を挙げる」と話した。 

 これに対し、検査入院中の松原市上田の無職河野紘一さん(67)は「親切な病院だけに残念。ほかに節約するべきものはなかったのか」と憤る。約10年前に手術を受け、通院を続ける近くの主婦(72)は「これからどこの病院に通えばいいのか」と不安そうな表情。次女(2)がぜんそくを患う近くの主婦(32)も「娘は体調を崩しやすく、症状を詳しく検査してもらえたのに」と戸惑う。 

 また、市民団体「市立松原病院の存続・充実を求める会」準備会は、3万5000人分の署名を25日、市に提出したばかり。この日、記者会見した黒田充・事務局長は「財政の厳しい多くの自治体が病院の存続に頑張っている。なぜ松原市だけが突然、投げ出すのか」と閉院撤回を求める声明を読み上げた。来月6日、市民集会を開き、改めて存続を訴える、という。 

◇ 市立松原病院の閉院について、橋下知事は28日、報道陣に「どこかで決断しないと、自治体の財政は逼迫(ひっぱく)してしまう」として中野市長の方針に理解を示し、「府として出来る限り対応したい」と述べた。 

(2008年11月29日  読売新聞)