静岡県 島田市民病院、焼津市立総合病院、榛原総合病院、藤枝市立総合病院 の4病院の一体的経営の必要性・・・独立行政法人化し病院理事会が経営の全権限と責任を持てる経営形態に変更するしか 崩壊を阻止する途はない。



『静岡県 島田市民病院、焼津市立総合病院、榛原総合病院、藤枝市立総合病院 の4病院の一体的経営の必要性・・・独立行政法人化し病院理事会が経営の全権限と責任を持てる経営形態に変更するしか 崩壊を阻止する途はない。 
文化の異なる4病院は 独立性と・適切な競争関係を維持しつつ 企業で言えば 独立行政法人が持ち株会社の役割を果たすことにすることである。 
企業が相次ぐ合併で最も苦しんだ 文化の統一のためにたどり着いた結論・・ ホールディング カンパニー(持株会社)を参考にしたい 


(以下株式用語辞典より) 

持株会社とは、他の株式会社の株式を大量に保有して、その株式会社を支配することを主な目的とする会社のことです。独占禁止法上の概念で、正確な定義は「会社の資産価額の過半数が、子会社の株式である」というものです。 

持株会社には、株式の保有、グループ会社の統轄のみを行う純粋持株会社と、自らもなんらかの事業を行う事業持株会社の2種類があります。単に持株会社といった場合は、純粋持株会社のことを差すことが多いようです。 

持株会社のメリットですが、複数の会社を子会社とすることによって、特定の事業の利益にとらわれず、全体としての利益を追求する1つの大きな組織として働くことができます。また、グループ企業として企業買収(M&A)がやりやすくなるといったこともあります。 

持株会社のことをホールディングカンパニーあるいはホールディングスともいいます。社名が「~ホールディングス」となっている会社は持株会社であるケースが多いです。 

傘下企業が銀行などの金融機関であるような持株会社を、特に金融持株会社といいます。 金融持株会社の場合は、社名が「~フィナンシャルグループ」となっているケースが多いです。 
』 


新たな海都へ-焼津市・大井川町合併(下)=広域課題-周辺市町との連携重要 
2008.10.31静岡新聞   
  

 二十五日午後の藤枝市役所。志太榛原地域の救急医療を守ろうと域内の四公立病院と県中部保健所などが初めて開いた「救急医療市民フォーラム」には志太榛原全域から市町民、医療従事者ら三百人近くが集った。 

 四病院の副院長や医師会役員らが勤務医の疲弊などを直接住民に語り掛ける中、同フォーラムを中心となって企画した島田市民病院の近藤真言副院長は「本来、こういうことは行政にやっていただきたい。残念ながら、ほとんどの市が(病院に)丸投げです」と訴えた。 

 医師不足は志太榛原地区でも色濃く表れている。焼津市立総合病院が循環器科の常勤医師の引き揚げで四月から同科を休診しているのをはじめ、藤枝市立総合病院の産婦人科、島田市民病院の糖尿病代謝科などで常勤医が不在。各病院は専門医を相互派遣したり、焼津地区で発生した循環器系の救急患者を受け入れるなど、弱点を補う態勢を築いてきた。 

 だが、近藤副院長は「現場でできることは限度がある」と言い、「どういう方向で行くのか、(病院を設置している)行政が市民に形を示すべき」と力を込める。 

 焼津市と大井川町は新市の合併基本計画で「医療サービスの充実したまち」をまちづくりの目標の一つとして明記した。また、戸本隆雄市長が提唱する「静岡空港を核とした臨空都市づくり」や観光振興なども近隣市町との連携が欠かせない。 

 大井川町在住の坂本光司法政大大学院教授(地域経済論)は、新焼津市について「一市一町で理想を追求すると同時に、従来以上に周辺都市との連携を密にすべき」と主張する。 

 県市町村合併推進審議会委員も務める同教授は「自治体に最低でも人口三十万人程度の規模が求められる時代が間もなく来る」と見通し、「十数万人規模では財政運営も難しくなる。島田市、新焼津市、新藤枝市は病院経営、地域活性化事業、総合計画などを可能な限り一緒にやることが必要」と言い切る。 

 志太地区では藤枝市、岡部町を含む二市二町の枠組みでの合併論もあったが、大井川町は平成十八年十二月の住民投票、焼津市は十九年二月の市議選を経て、一市一町の合併路線を選んだ。当時、市議会の一市一町推進派幹部は「志太榛原の連携や次の合併に向けた話し合いを議員レベルで始める」と述べた。その言葉を実行に移すべき時は既に来ている。 



焼津市立総合病院との病病連携等について (20・2・5島田病院市民HPより) 
  
  報道などでご存知のように、大学への医師引き上げや都市への医師集中により、全国で病院勤務医が激減しています。さらに、残された医師への過重労働などが医師退職に拍車をかけ、診療科の閉鎖、閉院に追い込まれる病院が続出しています。 

 現在、病院相互の地域連携(病病連携)について、志太榛原医療圏に属する公立4病院(島田市民病院、焼津市立総合病院、榛原総合病院、藤枝市立総合病院)の連携を検討し、一部は具体的に実施していますが(下記参照)、どの病院も医師不足が深刻な問題となっており、すべての診療科が正常に機能している病院はありません。 
 このため、相互に不足している部分を依頼しあい、得意な分野で援助しながら助け合って診療を行っていかなければ、診療体制の維持はできなくなっています。 
 今後は、この公立4病院に加えて、静岡市内の病院などとも連携を強化する必要があります。病院が相互に助け合うことで、地域医療の質を確保するために努力していきますので、市民の皆さんには、こうした病院の状況へのご理解をお願いします。 

 また、救急外来については、状況がより深刻で、この地域の公立4病院での維持が困難になってきています。このまま救急外来が時間外診療所として利用され続け、病院への負荷が重くなれば、医療の崩壊が進みます。病院資源(医師、看護師、関係職員)を守ることが、地域医療の維持にとって必須ですが、既にその維持は危機に瀕しています。患者さんの適正な受診こそが地域医療を守ります。 

 これらを踏まえ、市民の皆さんには、開業診療所のかかりつけ医をお持ちいただき、その医師と相談して必要と判断された場合に、紹介状を持って市民病院を受診してくださるようお願いします。 

 改めて、病院診療への皆さんのご理解とご協力をお願いします。 

■焼津市立総合病院との病病連携 


市立島田市民病院 市立島田市民病院からの支援 
①循環器科医師の外来派遣(週1回、平成20年2月5日から実施) 
②焼津地域からの循環器救急車搬送受け入れ 
(平成20年2月18日から施行、3月後半から実施、月輪番制で4割を受け入れ) 
③麻酔科医師の派遣(毎週、実施中) 
  
  
焼津市立総合病院からの支援 
①糖尿病代謝内科医師の外来派遣(週1回、平成20年2月6日から実施) 
②神経内科領域の患者の外来紹介を迅速に受け入れる。 
③CPC(臨床病理カンファレンス)への病理医師の派遣(隔月、実施中) 
  

焼津市立総合病院 
  

■榛原総合病院との病病連携 


市立島田市民病院 市立島田市民病院からの支援 
①新生児医療の支援 
  
  
榛原総合病院からの支援 
①初期研修医の精神科研修の受け入れ 
  

榛原総合病院 
  

※4病院以外にも県立こころの医療センター、中部保健所、本川根診療所、上長尾診療所、高木医院、介護老人保健施設アポロンで研修医を受け入れていただいております 



(20・2・13焼津市立総合病院HP) 

救急医療に関する志太榛原地域救急医療体制協議会からの緊急アピール    
  
志太榛原地域公立四病院は地域救急医療のほとんどを担ってきました。今後もその役割は変わりなく求められています。しかしながら、各病院医師数は年々減少し、かつ特定の専門医が不在となる中、逆に救急外来受診者数は右肩上がりに増加し、救急医療を担当する医師の精神的・肉体的疲弊は年々増加しています。 

 本来ならば、緊急性、重篤性のある地域住民へ開かれていたはずの救急外来が、“個々の都合、生活時間に合わせていつでも受診できる診療所”、“常に専門医による診療を受けられなくてはならない場所”というコンビニ的感覚、とりわけ重症患者の緊急搬送のための救急車であったはずが、“タクシー代わり”といった風潮が顕著となっています。今この時点でもう一度、本来の救急外来の原点に立ち返ることがなければ、救急車が病院を探さなければ搬送できないなどという、この医療圏ではこれまであり得なかった事態の発生が危惧されます。 
    

 平成20年2月13日救急医療における 深刻な医師不足、看護師不足に悩む志太榛原地域の4公立病院(島田市民、焼津市立総合、藤枝市立総合、榛原総合)は「志太榛原地域救急医療体制協議会」を発足させ、緊急アピールを発表しました。 
  
 現在、全国で起こっている救急外来閉鎖、救急車搬送受け入れ不可という救急医療危機から、この医療圏をいかに守っていくかが、医療側、行政そして利用する地域住民全てに問われています。これらを背景とし、今後この協議会発足を契機に改めて以下の検討を行います。 
各公立四病院が救急医療体制の維持に努力することを基本とし、志太榛原地域医療圏を一単位とした救急医療体制を協同で維持していく体制作りを検討します。 
各病院の不足する診療科救急への地域支援体制を協議します。 
救急外来破綻へのリスクを未然に防ぐため、救急外来診療時間・医療費などについて協議し、各病院の歩調を合わせる努力をします。 
平成19年6月の志太榛原救急医療研究会からの“緊急アピール”を尊重し、その啓蒙活動を各地域住民へ精力的に行ないます。 
従事する医師、看護師、救命士たちが、緊急性があり、重症度の高い救急患者への治療に専念できる医療圏作りを目指します。 
上記5項目実現のため、行政、地域住民の理解と支援を要望していきます。 
  
 ●志太榛原地域救急医療体制協議会 
  市立島田市民病院,焼津市立総合病院, 藤枝市立総合病院 ,榛原総合病院