公立病院に関する財政措置のあり方等検討会 委員 島根県立中央病院 事業管理者・院長 、中川正久先生へ 委員会での中川先生のご発言・・・



『公立病院に関する財政措置のあり方等検討会 委員 島根県立中央病院 事業管理者・院長 、中川正久先生へ 
委員会での中川先生の下記のご発言
"自治体病院だけではなく、公的病院を巻き込んだネットワークをやっていく中で、地域医療をどのように確保していくかが重要・・・"
は実績あるご体験にもとずいており, 多くの関係者が賛同しています。 

今回の懇談会で 再編ネットワークに公的病院が参加した場合 不採算地区ではなくても 公的病院に対し条件無で 公立病院と全く同様に財政支援措置が受けられるように改正するなら 調整は容易になると 思料いたします 。不採算地区に限らず 公立病院と同じ以上の役割を果たしている病院には 公立病院と同様の運営費が措置される方向を歓迎します 


(ガイドライン) 

公的病院に対する財政措置の創設 

過疎地等の「不採算地区」に立地する日本赤十字社等の公的病院の運営費に対する市町村からの助成に対し、公立病院に準じて特別交付税により措置する 
』(長 隆)  
         

(記) 

今がいいチャンスである。 
ただ設立母体が違う場合のネットワークを誰が調整するかについては非常に難しい。特に地域の特性を無視したネットワーク化は不可能である。 

隠岐島が県も入った広域連合にしたのは、隠岐島だけで任せておいたら体力もなく、医療が崩壊してしまうからである。 
今は隠岐島を優先しているが、その次の地域というものがいくつもある。 
そのときに県立として統合していくことは難しい。 

そこで、広域連合のような形でトータルは県が調整しながらネットワークを医療計画の中で作っていくことを行うことになろうが、公的病院の存在を抜きにすれば非効率になってしまう。 
一番の問題は調整をどこがするかが非常に難しい。 

自治体間のことに関しては総務省の指導でできる 
かもしれないが、公的病院まで入ったときにどのようにしていくのか」 


公立病院に関する財政措置のあり方等検討会(第5回) 平成20年10月28日 委員間の質疑応答抜粋 

今後の財政措置のあり方検討のための視点「1地域医療の確保」の部分 

・(委員)地域の基幹病院として市町村単独で病院を運営していて、周辺への住民が半分ぐらい利用しているケースがある。 
病院を持っている方が損になって、他はただ乗りするような状況。 
県と市町村が組合を作って財政負担をして広域的に支える手法もある。 
ある程度のブロック別に病院の再編や医療機能のネットワーク化をやらなくてはいけない時代になってきていると思う。 
市町村単位で支えていくことは非常に厳しいと思う。老人保健施設との組み合わせなどもあわせて、地域全体で支えていくシステムを考える必要がある。 

・(委員)どの程度の広域化が必要なのかというと、都道府県の枠の中で考えることは賛成だが、疾患の特性を考えながら検討する必要がある。 
がん診療のセカンドオピニオンを聞くための患者が移動する範囲と、救急のように時間単位で完結する必要がある広さとは異なる。 

・(委員)1つの自治体で医療を守ろうという時代ではなく、いくつかの自治体で共同してやっていく、そしてさらに県全体で見ていくべき。 
公的病院を全部県立病院にすることは難しいと思うが既に委員から発言があったように、市町村域を超えた地域で支えていく考え方が1 つあるだろうと思う。 
北海道のように広大な面積のところもあるので、基本的な考えを示した上で、あとは地域の特性にあわせて医療の提供体制を考え、個々の自治体病院の役割を明確にすることが不可欠。 

・(委員)自治体病院だけではなく、公的病院を巻き込んだネットワークをやっていく中で、地域医療をどのように確保していくかが重要 
。ネットワークを進ると、ある自治体病院は診療所でもいいのではないかとの考えも出てきうる。 
そういうことも考えて地域医療をどう確保していくかを考えていかなくてはならい。 

今がいいチャンスである。 
ただ設立母体が違う場合のネットワークを誰が調整するかについては非常に難しい。特に地域の特性を無視したネットワーク化は不可能である。 

隠岐島が県も入った広域連合にしたのは、隠岐島だけで任せておいたら体力もなく、医療が崩壊してしまうからである。 
今は隠岐島を優先しているが、その次の地域というものがいくつもある。 
そのときに県立として統合していくことは難しい。 

そこで、広域連合のような形でトータルは県が調整しながらネットワークを医療計画の中で作っていくことを行うことになろうが、公的病院の存在を抜きにすれば非効率になってしまう。 
一番の問題は調整をどこがするかが非常に難しい。 

自治体間のことに関しては総務省の指導でできる 
かもしれないが、公的病院まで入ったときにどのようにしていくのか。 

また、委員から提案があったが、県立病院として医をプールして回すということは大学との複雑な絡みから現実には非常に難しい。いまの医療界では、医師は大 
学の人事との絡みがあって、県立で統合してネットワーク化すると地域の病院の医師が確保しやすいというほど単純ではない