千葉県と千葉大医学部は県立東金病院に12月から医師を派遣するという。医療関係者の共通の認識とはかけ離れている方針である。


『千葉県と千葉大医学部は県立東金病院に12月から医師を派遣するという。医療関係者の共通の認識とはかけ離れている方針である。 
病院が生き残る道は幾つかしかない。医療を継続していくために病院に医師を無理やり連れてくるのでは, 絶対無理。医師を無理矢理連れてきて何年か我慢してやれという状況で続けていく事は, 事実上不可能。職業選択の自由があり永続性はない。 
千葉県立東金病院の,経営形態をすみやかに変更し, 医師の琴線に触れる経営体質にしない限り, ますます悪化していくしかない。 

共立湊病院改革委員会 第2回議事録(医療系財務協会HPに近くOPEN)から 引用いたしました。』 


東金病院に2医師派遣 県と千葉大、来年度から研修医も=千葉 
2008.11.01 読売新聞   
  

 千葉県と千葉大医学部が、医師不足により診療科の休診が相次いでいる県立東金病院に指導医2人を派遣することで合意したことが31日、わかった。派遣は12月から実施される。さらに、専門性の高い医療を学ぶ後期臨床研修医を2009年度から派遣することも検討している。 

 東金病院は県から許可を受けている病床数は191床だが、稼働病床数が60床にまで落ち込み、周辺自治体などから「県立病院として機能していない」と批判を受けていた。 

 指導医は、同大医学部の「循環型地域医療連携システム学」寄付講座から派遣される。この講座は県が千葉大に今年6月開講した。地域医療の充実が目的で、県が運営費など約3000万円を負担している。 

 循環型地域医療連携システム学では、医師を効率的に活用するため、患者の症状に応じて、病気を的確に判断し、専門医に引き継ぐ総合診療医の育成や地域病院への派遣を目指している。同講座からの医師派遣は初めてとなる。東金病院に派遣される指導医は総合診療医で、同講座の研究とともに診察を行う。 

 医師の退職などが続いた東金病院では、07年4月から産婦人科を、今年4月からは整形外科を休診している。現在の診療科目は内科、小児科など4科で常勤医は12人。周辺の病院と輪番で行っている休日・夜間の救急患者への対応は内科だけで、月に4回という現状。今回、派遣される指導医は「内科の即戦力」として期待されている。 

 また、09年度から派遣される後期臨床研修医の専門によっては、産婦人科や整形外科の再開も見込まれるという。 

 東金病院の田子辰幸事務局長は「千葉大との協議次第だが、まずは救急輪番制の受け持ち回数を増やすことを検討したい。後期臨床研修医が派遣されるなら、稼働病床数を増やすことも検討する」としている。 


地域医療センター開設計画書を提出 東金市と九十九里町が県に=千葉 
2008.11.01 東京朝刊 
  

 東金市と九十九里町は31日、2市町で運営を目指す地域医療センター構想の検討を進めるため、314床の病床配分申請を含む病院開設計画書を県に提出した。センター構想の実現には、事前に病床を確保することが必要なためで、2市町は財政支援などを盛り込んだ県の試案を基に引き続き検討する。 

 同計画書には、県試案に合わせた診療科目、計画地などが記載された。ただ、県試案にはない開業予定日については2013年4月と明記され、志賀直温・東金市長は「開業予定日はあくまでも目安。すべての項目について検討していくので、計画書通りにいくわけではない」と説明した。