社会保険庁解体によって、 北社会保険病院(東京都北区赤羽)280床 開設者宙ぶらりん状態



『社会保険庁解体によって、 北社会保険病院(東京都北区赤羽)280床 開設者宙ぶらりん状態
 運営受託者地域医療振興協会の 吉新理事長・兼院長が7月1日に院長辞任。 
2008年10月1日をもって、社会保険病院を保有する政府管掌健康保険の保険者が 社会保険庁から全国健康保険協会へ移行と併せて整理機構に移してから考えるという, 時間稼ぎ 先送り 無責任政策開始。 

公立病院改革ガイドライン 
経営形態の変更を求める提言をモデルに 日限を限った速やかな結論が医師・看護師の立ち去りを防ぎ地域医療の崩壊を防ぐ事になる。民間病院並みの価格で公的病院・社会医療法人に委譲することになるのであろう』 

  
東京日和@元勤務医の日々(ブログ2008.09.22より ) 
  
社会保険病院の存続の危機? 
  社会保険病院や厚生年金病院は、公立系の病院ですが、社会保険庁の「年金騒ぎ」を前後して、結局、売却といった方向になっています。 
これを存続危機とみるか、国鉄のような親方日の丸の経営がおかしいから生まれ変わる時期になったとみるかでかわります。 

 社会保険庁の無責任さは年金問題の先送りで体質がよくわかりますが、きっと病院で働く医師は増大する赤字を前に「経営合理化」とかいろいろと無理難題を押し付けられて、大変な目にあっていそうな気がします。 
経営再建にはなんらかの形で「新しい投資」が必要そうですが、誰も出し手がなければ民間移譲。という方向性を変えるのならば、これまでの経営サイドを責任追及し、どういう形にしていくか議論するのが大切ですが、役人の方が一枚上手かもしれませんね。 

  

保坂展人のどこどこ日記(医療 / 2008年09月07日) 
北社会保険病院の存続の危機に 

今日は、北区にある「東京北社会保険病院の存続・拡充と北区に医療を考える9・7市民集会」が赤羽北区民センターで行われた。社会保険庁の解体にともなっ て、04年開院したばかりの社保病院は「運営主体」が9月30日で消滅してします。 

与党は、「年金・健康保険福祉施設整理機構」への移管を決めているが、 この機構は「譲渡・売却先」を見つけるまでの間の「仮預かり」にすぎず、地域の中核病院の今後が不透明とあって、約100人の人々がかけつけた。民主党か ら谷博之参議院議員、共産党から笠井亮衆議院議員、そして社民党からは私が駆けつけた。 

医療危機・医療崩壊の現場を、島根県津和野市の共存病院、そして新潟県糸魚川市の姫川病院と見てきた。 

医師不足が「病院存続の危機」に結びついたケースは 地方で起きていたが、東京北区では東十条病院が突然閉鎖するという事態になった。 
看護士さんや事務職員の人たちから何度か話を聞いたが、東京でも「病院閉 鎖」問題が起きているという認識を新たにした。そして、今度は北社会保険病院である。 

私は、年金積立金を大量につぎこんだ巨大施設「グリーピア」の放漫経営について10年前に国会で追及を始めた人間である。赤字を垂れ流し、その損失は年金 積立金でまかなうという安直な姿勢を批判した。 

だが、厚生年金病院など医療機関の運営を批判したことは一度もない。年金保険という長期保険にあって、被保 険者に対して「還元」するための医療機関の運営は理にかなっているし、「無駄遣い批判」の対象とは一線を画するべきものなのだが、厚生労働省は無駄遣い批 判を逆手に取って、「全部、民間に売却します」と叩き売りに転じた。国の責任放棄の姿そのものである。 

国立王子病院を前身とする北社会保険病院は、厚生労働省が責任を持って運営するべきだし、10月1日に発足する全国健康保険協会に引き継がれるべきと発言した。解散・総選挙の大きな争点は、「医療危機をどうする」というテーマとなる。 

悪名高い後期高齢者医療制度をはじめとして、10月1日から政府管掌保険が47都道府県の分割されるなど「医療保険制度の危機」も正面から議論しなければならない。地域の中核病院を無責任に漂流させる選択を政府・与党がとるのか否か、今月中に白黒をつける必要がある。 

私たちも全力で「北社会保険病院の存続・拡充」に取り組むことを決意した。今日のシンポには、社民党からは平田雅夫北区議会議員が参加した。 



(書き込み引用) 
北社会保険病院は、東京23区の割りに通院が不便な場所にあります。 
周りに公団の赤羽台団地がありますが、東北本線・高崎線・京浜東北線・埼京線の集まるJR赤羽駅からバスで15分くらい。 
医者が集まらないことでも有名。例えば循環器内科。若い循環器内科医がいることはいても、PCIは出来ず、診断カテまで、って感じだそうです(その後、変化があった?)。 
他科も苦しい状況。 
これじゃ、患者だって集まらないし、近所に規模が大きくてスタッフも豊富な私学の帝京大病院(ちかじか新築されます)や日大板橋病院もある。JR赤羽駅前には、総合病院もある。東京の住民はブランド志向だから、北社会保険病院の近くに住んでても、都心の総合病院や大学病院に行ってしまう。 
結局、北社会病院が無くても、全然こまらない立地なので、廃院になっても支障がありません。 

東京のように、病院の選択肢の豊富なところで、医者集め、患者集めに苦労している医療機関は、なくなっても、平気です。 
地方とは実情が違います。 

逆に言えば、北社会保険病院を存続させるメリットが無いのです。 
存続っせることは、税金の無駄遣いでは? 
written by 鶴亀松五郎 / 2008.09.23 00:52 
鶴亀松五郎先生> 

 コメントありがとうございます。確かに東京の23区内にある場合、新築する時に本当に必要かを検討して立てるべきですね。 
 いずれにせよ経営母体がもう経営のイニシアチブをとれないから存続不可能、売却は仕方ないように思います。