富山県 金沢医科大学付属 氷見市民病院 研修医1人 決まる・・・長い間 研修医が確保できなかったが 毎年増加することが期待できる




『富山県・金沢医科大学付属、氷見市民病院・研修医1人決まる・・・長い間 研修医が確保できなかったが 毎年増加することが期待できる』 
           

 受け入れ病院と研修医のマッチング結果 充足率全国最下位=富山 
2008.10.21 読売新聞  
  

 来春卒業予定の医学生の希望研修先と受け入れ病院を組み合わせる「マッチング」で、本県14病院の募集定員102人(昨年15病院、117人)に対し、希望者が40人(同50人)と、充足率が全国最下位の39・2%だったことがわかった。県医務課は「厳しい状況。医学生にとって魅力的な研修現場作りを進めていくしかない」と話している。 

 医師臨床研修マッチング協議会(東京)によると、研修医を募集した14の県内臨床研修病院のうち、富山市民、厚生連高岡、市立砺波総合など7病院では一人も確保できなかった。一方、定員を満たせたのは黒部市民、南砺市民の2病院のみ。富山大付属病院は、定員46人に19人が内定したが、昨年より8人減少した。 

 同病院卒後臨床研修センター長の山城清二医師によると、近年、地方の医師不足が顕著になってきたことから、出身地での勤務を志望する学生が増加。富山大医学部の今年度卒業予定者95人中、県内出身者は12人と少なく、県外への流出が上回っている。 

 ただ、同大医学部では、入学者の地域枠の設定などで、これまで一学年で十数人程度だった県内出身者が、2007、08年の入学者で20人超に増え、医師確保対策の効果が表れてきた。 

 山城医師は「この1、2年が底で、今後、(県内に残る医師が)増加することは確実。研修の特別コースの充実など研修制度をさらに整えたい」と話す。 

 今回初めて研修医を確保した南砺市民病院は、訪問診療・介護など地域医療に力を入れており、学生2人の志望と合致したのが主な要因とみられる。症例数が多く、研修医の指導に当たる専任医をおくなどしている県立中央病院も定員10人に対し、9人を確保した。 

 3年連続で研修医を定員分確保した黒部市民病院の広田悟志・臨床研修センター所長は「今いる研修医が満足しないと次も来ない。研修医や医学生の間での評判が重要」と指摘する。 

 マッチングは、04年の新臨床研修制度の開始に伴い、医学生の研修先を公平に決めるために導入。医学生の希望と病院の研修プログラムなどの組み合わせをコンピューターで決める。 


 ◇今年度の県内14病院のマッチング結果 
 定員 内定数 充足率 
(%) 
黒部市民 6 6 100 
県立中央 10 9  90 
富山大付属 46 19  41 
富山赤十字 5 1  20 
富山市民 6 0   0 
厚生連高岡 4 0   0 
市立砺波総合 6 0   0 
済生会高岡 2 0   0 
金沢医科大氷見市民 3 1  33 
南砺市民 2 2 100 
八尾総合 4 0   0 
済生会富山 2 0   0 
高岡市民 4 2  50 
射水市民 2 0   0 
計 102 40  39 

(以下平成19年5月25日 氷見市民病院改革委員会報告  抜粋) 

指定管理者の条件について 

経営を委託する指定管理者の選定にあたっては、地域医療確保への熱意を持って、効率的な経営に取り組むことのできる法人等とし、以下の条件を付すものとする。 

① 現在の病院職員の雇用を原則保証すること 

② 中期経営計画を策定し、市に提出すること 

③ 人事・給与制度については、「努力したものが報われる」ことを前提にした人事評価制度、及び評価と業績に連動した給与体系を整備すること 

④ 特に医師・看護師に対する研修や自己研鑽のための制度を整備すること 

⑤ 医師の勤務時間、勤務形態等については柔軟に対応すること 

⑥ 医療安全体制確保への十分な取組を行うこと