急がれる 豊川市民病院 新築移転と増床・・・改革プランは抜本的対策が盛り込まれる見込み   豊川は救急車四百二十五台を昨年受け入れられなかった・・・新築5年後では遅い!来年度からでも着工すべきである


『急がれる 豊川市民病院 新築移転と増床・・・改革プランは抜本的対策が盛り込まれる見込み   豊川は救急車四百二十五台を昨年受け入れられなかった・・・新築5年後では遅い!来年度からでも着工すべきである』 

現在、新城や蒲郡などの患者を豊川と豊橋が受け入れているが、昨年、救急車四百二十五台を豊川は受け入れられなかった。豊川市民病院の病床利用率も103・9%と手いっぱいの状態だ。 

医療の広域連携必要 2市民団体 公開例会 豊川、新城市長が意見 
2008.10.03中日新聞  
  
【愛知県】「奥三河ビジョンフォーラム」 

 豊川市の山脇実市長が、新城市以北から多くの人が豊川市民病院に来ている現状を説明。「研修医の減少など医師の確保は厳しい。豊川(市民病院)がパンクすると豊橋もパンクしてしまう」と広域連携の必要性を訴えた。五年後に開院を目指す新市民病院を「高度な医療ができ、医師が多く来てもらえる病院にしたい」と話した。 

 新城市の穂積亮次市長は「(医師不足で新城市民病院が十分な診療ができない)今は異常な状態。機能を回復させた上で連携を図りたい」と強調。でき得る取り組みとして(1)国に対して医師や看護師などの増員を訴える(2)住民が市民病院の利用法を見直す(3)介護や保健との連携、広域連携で不足分を埋める-の三点を挙げた 
  


危機のカルテ 医師不足 新城に夜間診療所 支援 医療圏越えて 豊橋などから開業医 
2008.10.04 中日新聞  
  

 愛知県新城市で三日、隣接する同県豊川市や豊橋市の開業医も診察する夜間診療所がスタートした。新城市民病院は二年前、医師不足で内科の時間外診療を中止。救急患者が別の医療圏の豊川市民病院に集中し勤務医から悲鳴が上がっていた。医師不足で疲弊する基幹病院を地元医師会が支援する例が増えているが、医療圏を越えた開業医の応援は異例だ。 

 夜間診療所は、新城市が市民病院隣の薬局跡に開設した。看護師や事務員が準備を整え、午後七時半から患者を受け付け同八時から十一時まで診療を行った。登録した医師十七人のうち市外が十三人を占める。 

 市民病院は最大三十七人だった常勤医が現在は二十人となり、一部の診療科を休止。救急患者の受け入れを制限し、救急車が向かう先は豊川、豊橋方面がこの二年で四倍になった。特に豊川市民病院は受け入れが限界に近かった。「新城で少しでも受け止めてもらえないと共倒れになる」と医療、行政の関係者が協議し、隣接の医師会などからの協力が実現。新城市は東三河北部医療圏で、豊川、豊橋市などは同南部医療圏にある。医療圏を越えた支援について、山本義樹豊橋市医師会長は「一例として全国に発信できる」と話す。 

 新城市の平日夜間の救急患者は、新城医師会の開業医が在宅輪番制でみていたが「毎日変わるので場所が分かりにくい」と改善を求める声があった。夜間診療所は週四回体制で、輪番制は従来どおり続けられる。 

    ◇ 

 病院・医師会 

 広がる“共助” 

 地元の医師会が基幹病院を支援する動きは各地で相次いでいる。愛知、岐阜、三重県では、開業医らが詰め、救急や小児科の診療を手伝っているのは計十病院。うち五病院の開始時期は、昨年度と本年度に集中している。 

 今年は愛知県で、五月に江南厚生病院(江南市)の小児科、七月に西尾市民病院(西尾市)の夜間救急外来で支援がスタート。岐阜県では四月から中濃厚生病院(関市)の初期夜間急病診療室を、開業医が手伝い始めた。 

 三重県でも四月から、尾鷲総合病院(尾鷲市)の日曜の救急外来を、地元の紀北医師会の会員有志が月二回受け持っている。同医師会の栃尾広理事(59)は「病院に助けてもらう立場でもあり、地域の病院が倒れてしまっては困る。少しでも役立てばうれしい」と話している。 

 (メモ) 

  医療圏  医療機関が病床を整備する際、都道府県が設定する地域的な単位のこと。救急医療圏は1-3次まであるが、主に、特殊な医療を除く一般的な医療サービスを提供できる範囲の「2次医療圏」を指す。地理や交通などの社会的な条件を考慮して決める。愛知県内には15ブロックある。