共立湊病院問題のかげで 地域医療に貢献している医師の姿を見る・・・地域医療振興協会の医師たちの献身的努力にも改めて敬意を表する・・・



『共立湊病院問題のかげで 地域医療に貢献している医師の姿を見る・・・地域医療振興協会の医師たちの献身的努力にも改めて敬意を表する・・・10年前の原点に反って 地域医療振興協会の幹部は都市進出方針を再考して欲しい。第2徳洲会などを目指さないで欲しい。 
非課税となる公益社団法人を目指すためには過疎地での大いなる貢献が条件となることも考慮されるべきである』 

困っている人を助けることこそ医療」と地域医療の重要性を訴える大高院長は、最新の機械を投入し総合病院にもひけを取らないクリニックを開院した。知り合いの眼科医三人に声を掛け、当番を決めて診察している。』 


西伊豆地区に根差す、週末限定クリニック 眼科“空白地帯”に5年-大高院長、対話が信条 
2008.10.17静岡新聞   
  

 「○○さん調子はどう」-。平成十五年に伊豆市小下田に土日だけ診療する西伊豆眼科クリニックが誕生し、六年目に入った。眼科の専門病院の空白地帯だった西伊豆地区での地道な取り組みや医師たちの人柄が住民の信頼を集めている。 

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 白を基調とした明るい診察室で、大高功院長(41)は笑顔で患者を迎える。大高院長は、静岡市内の病院に勤務していた時、休暇でたびたび訪れていた西伊豆地区で「眼科がなく、住民は峠を越え一日がかりで診察に行く」という声を聞いた。 

 「困っている人を助けることこそ医療」と地域医療の重要性を訴える大高院長は、最新の機械を投入し総合病院にもひけを取らないクリニックを開院した。知り合いの眼科医三人に声を掛け、当番を決めて診察している。 

 横浜市でも眼科医院を開業している大高院長。当番の日は、午前七時ごろ静岡市の自宅を出て、清水港から船でクリニックに向かう。仲良しの船長に頼んで、寝袋を置いてもらい船内で仮眠を取る。午前九時半に診察を開始してから午後四時まで一日平均百人を診ている。 

 裾野市で下宿生活を送る木村汐里さん(14)は週末だけ西伊豆町に帰省し、母親(43)と通院している。「今までは伊豆の国市まで通っていた。先生の人柄が大好きです」と話す。松崎町の主婦(70)は「お医者さんの前では萎縮(いしゅく)してしまうが、先生はいつも笑顔で話しやすい」と、大高院長に聞きたかった質問や不安をメモに書きためていた。 

 診察中心だったが、患者の要望で手術も行うようになった。地域に根差してきた証拠として、地元の病院から紹介状を持ってやって来る患者も増えた。 

 「人とのふれあい、心のつながりが一番」(大高院長)。診察が終わると必ず患者と握手をする。「西伊豆の人は明るい。診察に来ると自分も元気になるんですよ」と目を細めた。 

 【写説】「良くなってきているね」と患者に声を掛ける大高院長(右)。時間を気にせず、患者との対話を大切にしている=伊豆市小下田の西伊豆眼科クリニック