『千葉県は、2市4町の病院すべてと県立東金病院を独立行政法人経営組織として一体化させ、各病院の競争的共存を優先すべきであった。 文化の違いを調整する中で、医師中心の理事会決定に千葉県2市4町は異議を唱えられない仕組みとすべきであった。・・・この事を私は直接堂本知事にお勧めしたが。



『千葉県は、2市4町の病院すべてと県立東金病院を独立行政法人経営組織として一体化させ、各病院の競争的共存を優先すべきであった。 文化の違いを調整する中で、医師中心の理事会決定に千葉県2市4町は異議を唱えられない仕組みとすべきであった。・・・この事を私は直接堂本知事にお勧めしたが。
空きベットを民間医療法人に開放するという最悪の途しか残されていないのは、千葉県立病院がガイドラインに即した改革プランを策定できないことが原因である。資金収支を大改革すれば「財源のない計画は住民への背信にほかならない」という町議会議員の批判に応えることはできた。』



【1都4県週刊知事】千葉 堂本暁子知事 医療構想の水泡に無念 
2008.10.12産経新聞


「地元住民の健康をどう考えているのか。無限大のやるせなさを感じる。言葉にならない」。大網白里町議会が6日、隣接する東金市、九十九里町と連携した「地域医療センター構想」関連の予算案を否決したことに、堂本暁子知事はそう言って肩を震わせた。 

 そもそも山武郡市2市4町で持ち上がった構想だが、自治体間の思惑の違いなどから山武市などが離脱し、今年2月にはいったん白紙に。しかし東金市、九十九里、大網白里両町の働きかけを受けて、知事も市町長と話し合い、意見交換の席にも自ら出席。医師会の協力や千葉大の全面的な支援も取り付け、知事の言葉を借りれば「縄を綯(な)うように」して慎重に話を進めた。それだけに、水泡に帰したことは無念だったのだろう。 

「半端じゃない努力を関係者全員がしてきた。最後のチャンスだったかもしれないのに…」。知事にとって、構想が否定された6日は就任以来、もっともつらい日だったかもしれない。 



[ちば週間語録]10月12日=千葉 
2008.10.12 読売新聞 


「財源のない計画は住民への背信にほかならない。既存の公立病院を活用して、そこに救急システムを導入しようという発想が、なぜ県にないのか」(6日、地域医療センター予算案を再び否決した大網白里町議会で、地域医療対策特別委員会委員長の中村正町議。まず計画ありきとする県の姿勢に不信感をあらわにして) 


大網病院、充実提唱へ 大網白里町医療特別委 /千葉県 
2008.10.08朝日新聞


 大網白里町の地域医療対策特別委員会(中村正委員長)はこのほど、同町立国保大網病院の機能充実を中心に最終報告をまとめることになった。6日の同町議会臨時議会で救急治療を含めた地域医療センター構想の補正予算案が否決されたため、既存の医療施設を充実して医療問題に対応することになった。 

 特別委は7月に発足以来、医療関係者や県幹部らを講師に招くなどして地域医療の実態を調べてきた。同センター構想では救急専用病床を含む320床の中央病院を建設する予定だったため、2日には千葉市立青葉病院を視察。同病院は救急集中治療科の15床を含む380床の病院で、同センターとほぼ同じ規模と見られるためだったが、収入不足で、千葉市からの負担金も巨額に上り、公立病院運営の難しさが浮き彫りになった。 

 このため、病院を新設するのではなく、既存の病院として大網病院に産科や小児科を加えるなどして、山武、長生郡市の中核病院として充実させることが望ましいという。