銚子市立病院  無料シャトルバスは銚子市が負担するのではなく 解雇された松井医師が赴任する隣の山武市成東病院が支援するものである。銚子市はせめて妨害しないで欲しい。




『銚子市立病院  無料シャトルバスは銚子市が負担するのではなく 解雇された松井医師が赴任する隣の山武市成東病院が支援するものである。銚子市はせめて妨害しないで欲しい。銚子市長は松井医師の志と行動力に感謝の言葉を述べたのであろうか?期待するのが無理か 
  
昨年11月から勤務している松井稔医師は、山武市の病院に移るが、無料シャトルバスを使って銚子の患者の診察も出来るだけ続けたいという。松井医師は「病院を閉めるためには最も効率的なやり方かもしれない。しかし、一番大切なことは地域住民が心穏やかにそこで暮らせること。説明はこれで良かったのだろうか」と疑問を投げかけた。』          
     
      

不安の中、最後の診療 患者「医療崩壊身近に」 銚子市立病院休止 /千葉県 
2008.10.01朝日新聞   
  
 58年の歴史を持つ銚子市立総合病院が、医師不足と財源難を理由に30日で休止した。市は公設民営か民間譲渡での来春再開を目指すというが、事実上の閉院となった。(柴田眞樹) 


 この日同病院では脳神経外科、眼科、精神神経科、小児科に計6人の医師が待機した。予約のいらない小児科には17人が、他の3科には合わせて65人の通院患者が訪れた。 

 最後の患者となった茨城県神栖市の会社員村田周作さん(38)は一家5人で訪れた。長女の真菜ちゃん(8)が2年半前から月に一度眼科にかかっていた。 

 村田さんは「三女の出産のときは近くの産科がなくなり、銚子で入院した。また病院がなくなるなんて医療崩壊を身近に感じます」と不安をのぞかせた。 

 午後4時、岡野俊昭市長が約20人の医師や職員らを前に「非常につらく、悲しく、誠に残念な気持ちでいっぱい」とあいさつした。 

 総合病院となった84年から25年間に市が一般会計から投じた予算は約230億円。今年度の一般会計予算を上回るほどだ。報道陣から「公立病院を維持している自治体もある」と聞かれると、「市長としてはまず市を守らなければいけない。正しい決断だった」と主張を繰り返した。 

 昨年11月から勤務している松井稔医師は、山武市の病院に移るが、無料シャトルバスを使って銚子の患者の診察も出来るだけ続けたいという。松井医師は「病院を閉めるためには最も効率的なやり方かもしれない。しかし、一番大切なことは地域住民が心穏やかにそこで暮らせること。説明はこれで良かったのだろうか」と疑問を投げかけた。 

 市は同病院の施設を使い、通院患者のための精神科診療所と夜間小児急病診療所を1日から立ち上げる。合わせて病院あり方検討委員会を早急に立ち上げ、銚子市に必要な規模や診療科目などを絞った上で、引き受けてくれる医療機関を探す方針。 

 「一度閉めた自治体病院が再開した例はないのでは」と質問された同市長は「自分からセールスに歩いても再開を目指す」と言い切った。 


 ●市長リコール運動、市民団体が決める 

 銚子市立総合病院の休止を受けて、署名活動を行ってきた「公的医療を守る市民の集い」は30日夜、同市内で200人を集めて集会を開いた。今後は「『何とかしよう銚子市政』市民の会」(金秋陸夫代表)と名称を変更し、岡野俊昭市長のリコール(解職)運動を進めることを決めた。 

 加瀬庫蔵市議によると、23日に決起集会を開いて500人の受任者を集め、総選挙後に署名集めを開始。来年2月に住民投票でリコールを成立させ、春には新しい市長を選びたいという。 


 ○「代替診療機能の確保に努力」 堂本知事、支援の構え 

 堂本暁子知事は30日、銚子市立総合病院について県議会一般質問で「担ってきた診療機能が早期に確保され、地域に住む皆さんが困らないよう、市や医師会、地域の医療機関、千葉大と協力し、方法を検討していく」と述べ、支援の姿勢を示した。石毛之行氏の質問に答えた。 

 市の判断には「財政が大変厳しく、やむをえない苦しい決断」と理解を示し、背景に医師臨床研修制度による医師不足があると指摘した。また、救急搬送について「市内の医療機関、旭中央病院、鹿島労災病院(茨城県)に積極的に受け入れてもらう体制を確保している」と説明した。