山武郡市広域行政組合主体の「中央病院建設計画」で、組合は450床の病床配分を受け06年4月に病院開設許可を取得したが計画頓挫・・・



『山武郡市広域行政組合主体の「中央病院建設計画」で、組合は450床の病床配分を受け06年4月に病院開設許可を取得したが計画頓挫・・・・事務組合を独立行政法人化して意思決定の主体を単一化することが先決。同センター長候補者には平澤博之千葉大学名誉教授が内定しており、県は千葉大学からも医師派遣の支援を取り付けている。との事だが開設責任者は千葉県なのか?』 


千葉県東金市ら1市2町/地域医療センター整備/構想に「黄色信号」 
2008.09.24 日刊建設工業新聞   
  

 千葉県東金市、大網白里町、九十九里町の1市2町が主体となって計画している新たな地域医療センター構想は、大網白里町が計上した協議会設置に向けた事務局経費が6月議会で否決されて以降進展がなく、構想そのものに黄色信号がともった状態が続いている。 

具体化するためには、千葉県保健医療計画(06~10年度)に基づき、事業主体が病床配分を県に申請し病床数を獲得することが大前提となっているが、その申請期限が10月末に迫っている。 

 このため、構想を支援する千葉県は、申請期限に間に合うよう1市2町の首長に対し、規模や病院機能などを盛り込んだセンター構想の建設計画を策定し県に提示することを求めている 

。この提示を受け、県は財政支援額を示すことにしており、計画が固まった段階で、1市2町が県医療整備課に病床配分を申請するよう指示している。 

同センター長候補者には平澤博之千葉大学名誉教授が内定しており、県は千葉大学からも医師派遣の支援を取り付けている。 

 構想実現には1市2町が一致団結する必要がある。6月議会で、構想推進に向け、東金市と九十九里町はセンター構想実現に向けた協議会設置のための事務局経費(いずれも54万9000円)を可決したが、大網白里町は事務局経費約54万9000円が6月議会で小差で否決され、現在も予算案上程の審議すら予定されていない。 

大網白里町議員で組織する地域医療対策特別委員会は、センター構想に絡む中間報告をまとめ、議決を経ない協議会設置を報告書に盛り込んでおり、反対派議員は6月議会で否決した姿勢を変えていない。 

 事務局経費はセンター構想計画にかかわる整備・運営の具体的なシミュレーションを医療専門コンサルタントに委託するために必要な経費で、経費計上はセンター構想に加わるための絶対条件。 

大網白里町は町長、執行部とも構想に賛成の立場だが、議会の否決とあっては、口出しできない立場にある。 

 一方、同医療センター構想はもともと山武市も加わった6市町を主体とした山武郡市広域行政組合が主体となって計画していた。 

しかし、構想が今年2月に破談となり、新医療センター構想として動きだしたもの。 

組合主体の「中央病院建設計画」で、組合は450床の病床配分を受け06年4月に病院開設許可を取得した。 

構想が中止となった現在、県に450床を返上する義務がある。 
病床が返上された段階で、新地域医療センター建設の対象となる山武長生夷隅医療圏では324床が不足し、病床を配分できる態勢が整う。 

しかし、22日までに組合から病床は返上されておらず、病床数が戻されない限り、同医療圏では126床が過剰となり、医療機関に対し病床数が配分されることはない。