保険者が自ら 病院経営することを 監督官庁が容認できなかったという事が発端か・・川口工業総合病院自体は住民の評判も良く 業績も順調であった。



『保険者が自ら 病院経営することを 監督官庁が容認できなかったという事が発端か・・川口工業総合病院自体は住民の評判も良く 業績も順調であった。 
川口医療センターなどと役割分担して 継続できる事は 歓迎』 


川口の健保組合病院、経営移譲へ 鋳物産業衰退、組合員激減で=埼玉 
2008.09.17読売新聞   
  

 川口市近郊の鋳物や織物などの事業者が従業員の健康維持を目的に設立した川口工業健康保険組合(森敬介理事長)は、鋳物・機械産業の衰退で組合員数が激減し、経営が厳しくなったことから、「川口工業総合病院」(川口市青木)の経営を新しい医療法人に移譲することを決めた。同病院の職員や診療内容はそのままに、新法人が敷地内の東側駐車場に新病院を建設する計画。今年度中に、正式な移譲契約の締結を目指す。 

 組合は1946年に設立され、51年に「川口工業病院」(川口市仲町)、59年に「川口工業東部病院」(同市青木)をいずれも組合直営で開院した。工業病院は72年、東部病院に吸収合併され、76年に「川口工業総合病院」に改称した。 

 同組合によると、鋳物業者の減少に伴い、組合員数はピーク時の2万2323人(1962年)から7374人(今年8月末)に急減。総合病院の外来患者は1日約600人に上るが、組合員は1割程度にとどまり、一般市民の利用が圧倒的に多いという。 

 組合は「地域医療を担う病院は存続しなければならないが、組合員が増える見込みはなく、老朽化した病棟の建て替えは困難」と判断し、昨年ごろから病院の譲渡を検討してきた。 

 新法人は、医療関連事業会社「麻生」(福岡県飯塚市)が主体となって設立する。今年2月、組合と麻生側との間で基本合意に達した。その際、組合は〈1〉職員を継続して雇用する〈2〉外来を中止している産科や小児科を再開する〈3〉老朽化した病院を新築する--などを要請し、麻生側も了承したという。 

 総合病院は内科や外科など9科で計199床。4階建ての病棟は新病院建築後に取り壊される予定。