茨城県知事・・・県西地域の筑西市民病院と県西総合病院、協和中央病院について「合併しないと病院として無理になっている」と、病院合併の必要性も示唆



『茨城県知事・・・県西地域の筑西市民病院と県西総合病院、協和中央病院について「合併しないと病院として無理になっている」と、病院合併の必要性も示唆』 


市町村立病院 県、再編・ネット化 民間含め連携例示 年内に計画策定 
2008.09.09茨城新聞   
  

医師不足や経営難にあえぐ市町村開設の公立病院改革に向け、県は八日、民間病院も含めて連携パターンなどを例示する「再編・ネットワーク化計画」を年内に策定する方針を明らかにした。医師や医療施設・設備を有効活用し、地域全体としての医療体制再構築へ向けた”グランドデザイン”とし、市町村が今後取り組む公立病院改革に反映させたい考え。県議会第三回定例会で、橋本昌知事が新井昇議員(自民党)の代表質問に答えた。 

答弁の中で知事は、「医師などの医療資源が特に不足し、地域医療に支障が生じている地域については、このグランドデザインを基に早期に再編・ネットワーク化を具体化し、地域医療の確保が図れるよう重点的に取り組んでいきたい」とし、公立病院改革の実現へ向け県として支援していく姿勢を強調した。 

再編・ネットワーク化計画は、地域ごとの医療体制の課題を踏まえて公立病院の役割を明確化し、民間病院も含めた機能分担と連携のパターンを例示する方針。県では既に、川俣勝慶副知事を本部長とする「県医療改革推進本部」で検討を始めているが、外部有識者や各地の中核病院長らをメンバーとする「公立病院等の再編・ネットワーク化検討会議」を設置し、ここでの議論を参考とする考え。同会議は十月初旬、初会合する予定。 

八割が赤字に陥っているとされる公立病院の改革について、総務省は昨年十二月、ガイドラインを作成。開設自治体に対し、(1)経営効率化(2)再編・ネットワーク化(3)経営形態の見直し-を柱とする改革プランを策定するよう求め、このうち、再編・ネット化については県の積極的な関与を促している。 

県内でも医師や医療施設の偏在が顕著で、県北・県西地域などの公立病院では医師不足から小児科や産科の維持が困難になったり、経営が厳しくなっているのが実情。知事は先ごろの県民との対話集会で、県西地域の筑西市民病院と県西総合病院、協和中央病院について「三病院でどうするのか話し合うべき。合併しないと病院として無理になっている」と、病院合併の必要性も示唆した。(渡辺勝) 

(協和中央病院概要) 
所在地 茨城県筑西市門井1676番地1  
理事長 渕 上 隆 (ふちがみ たかし) 
病院名称 医療法人恒貴会 協和中央病院 
病院長 中 原 昇 (なかはら のぼる) 
病床数 一般199床(亜急性期入院医療管理病床8床)