改革を進められなかった名古屋市・・改革プラン策定は出来るのだろうか?

 


『改革を進められなかった名古屋市・・改革プラン策定は出来るのだろうか?』 

名古屋市5病院、昨年度の赤字40億円 医師が不足、患者も急減=中部 
2008.08.25 中部朝刊 34頁 (全466字)  
  

 ◆過去最悪、前年度の3倍 

 名古屋市の5市立病院の昨年度収支が過去最悪となる約40億円の赤字となることがわかった。医師不足などから、外来、入院患者が急激に減少しており、赤字額は前年度の3倍を超える。市病院局は「医師、看護師の不足が収支の悪化を招いた」としている。 

 名古屋市は城北、城西、守山、東、緑の5病院を運営している。同局によると、昨年度の外来患者数(1日平均)は約2900人で、前年度より400人減った。入院患者数(同)も前年度比100人減の1100人で、病床利用率は10%減の70%となっている。この結果、2006年度は約12億円だった赤字が、3・3倍に膨らむ見通しとなった。 

 外来患者、入院患者の減少について、同局は医師、看護師の定員割れを挙げている。5病院合わせて医師13人、看護師20人が不足しており、東、緑病院では昨年度、計2病棟を閉鎖した。 

 同局は「近隣の公立病院に比べ、少ないとされている医師給与について、今年度中に是正したい。地域医療を支える必要もあり、統合などは考えていない。特徴のある病院づくりに努める」としている。 


( 名古屋市立病院経営改善委員会 委員長 長隆  報告書 平成17年7月 抜粋) 

.収支均衡のための具体策 

(1)必達目標の設定 

・ 平成17年度の収支均衡をめざすとともに、平成20年度までに不良債務を解消すること。また、一般会計からの繰り入れ基準は明確にして公表すること。 

・ 医業収益に対する人件費比率が45%程度となるよう努めること。 

・ 病床利用率90%以上という目標を設定し達成するよう努めること。 病床稼働率が80%以下となった病院にあっては、既存病床の削減などについても検討するとともに、1病棟分の空床(例えば1病棟50床)が生じたような場合においては、1病棟(50床)の閉鎖なども検討し、マンパワーの弾力的な運用を図ることも検討すること