銚子市民病院 は 十分存続可能であった。経営コンサルタントが2008年度9億円以上の追加財政支援が必要として 銚子市の 再建計画を切り捨てたと報道されている・・・

         
 『銚子市民病院 は 十分存続可能であった。経営コンサルタントが2008年度9億円以上の追加財政支援が必要として 銚子市の 再建計画を切り捨てたと報道されている・・・ 
2007年末に総務省は改革プランで再生への道筋を明確に示している。事実の指摘はコンサルタントに指摘されるまでもなく 1年前から判っていたこと。 
市長にリーダーシップがあれば 就任後直ちにガイドラインに準拠して改革を進めれば 医師の立ち去りを昨年暮れに とめることはできた。 
努力する人が 報われる経営体質にするために 労働組合との厳しい闘いを避けたのではないか。労働組合も結果的に職場確保する事が出来なかった。 
病院事務局も官僚が 非公務員型を市長に提案できず自滅した。 
市長だけの責任ではない。 議会議員も 破綻寸前まで追い込まれて再生した 先例を全て視察して市民への責任を果たすべきであった。 
市長が 千葉県の協力が得られなかった言っているが 
責任転嫁もはなはだしい。』 
    
  
    

[市民病院・休止の波紋](下)患者の受け皿 「パンク寸前」も(連載)=千葉 
2008.08.22 読売新聞   
  

 ◆周辺病院「パンク寸前」も 

 精神神経科の診療所が10月から、今と同じ銚子市立総合病院内に開設されることが決まった。来年3月までの暫定措置だが、休止表明のあった7月7日以降、宙に浮いた通院患者約1000人の転院先は、ひとまず確保された。 

 ただ、精神障害者の家族会「黒潮会」(銚子市春日町)の桜根豊会長(71)は、この間に市が取った対応を許すことができない。「休止するにしても、公の病院が患者を放り出すようなやり方をしたことは、とんでもない」 

 病院側は7月中旬、精神神経科で「外来で転院可能な病院・医院」と書かれた紙を配った。旭市や香取市、成田市、茨城県鹿嶋市など周辺の13医療機関が記されていたが、実際に患者が通えそうなのは3病院だけ。受け入れ可能な人数も150人程度と見られた。 

 最も懸念したのは「医療中断」だ。患者は定期的に通院してカウンセリングを受け、服薬を続けることができなくなると、症状が悪化し、自殺や他人を傷つける恐れもある。市内に他の精神科はない。 

 桜根会長は「このままでは大量の医療難民が発生する」と悩み、転院先の確保を岡野俊昭市長に迫ったが、市側は医療機関名が空白の紹介状を渡し、患者に転院先探しを押し付けただけだった。 

     ◇ 

 市立総合病院の救急患者受け入れは、7月8日に停止した。入院対応が可能な2次救急の負担は、市内では主に島田総合病院に集中した。市消防本部によると、07年の救急搬送2449件のうち、市立総合は3割弱の706件。これを島田総合(665件)などが引き受ける形だ。 

 市医師会の間山春樹会長は「島田総合の医師がかなり疲れている。旭市の国保旭中央病院も受け皿になるが、あそこはすでにパンク寸前だ」と指摘する。 

 軽症患者が2次救急病院に運ばれていることも、負担を増す原因になっていた。そこで医師会は近く、現行の小児科に加え内科でも、平日夜間(午後7~10時)に1次救急の輪番制をスタートさせる予定だ。 

 間山会長は「みんなで協力しないと、どこもかしこも共倒れになってしまう」と危機感を募らせる。 

     ◇ 

 旭中央病院は、香取・海匝地域全体の高度救命救急医療を担う拠点病院だ。患者の1割強を銚子市民が占める。956床を誇る全国有数の大規模病院だが、病床利用率は98%とほぼ限界で、救急患者の受け入れ後の調整に頭を痛めている。 

 伊良部徳次副院長は「救急で夜間に運ばれてきた患者の家族に、『ここで入院できるとは限りません。症状が軽ければ、明日転院してもらうこともあります』と説明している」と話す。 

 銚子市立総合病院には今年7月まで約1年間、内科医2人を派遣していた。「銚子には使っていないベッドがある。活用するには医師が必要だ。ベッドが足りない旭と、医師が足りない銚子。医師派遣は互いにメリットがあった」と伊良部副院長は言う。 

 だが、その裏で匝瑳市の国保匝瑳市民病院は、内科の病床を60から45に減らしていた。銚子に派遣された医師の1人は、匝瑳から回されていたからだ。旭中央は約240人の医師を抱えるが、余裕があって派遣しているわけではない。 

 旭中央は来年4月の研修医採用から、地域医療コースを4人に倍増し、近隣の公立病院への派遣を強化する。決して十分とは言えないが、自ら手を打たなければ、地域全体の医療が崩壊する恐れがあるからだ。 

 「休止の影響は、じわじわと周辺病院に出てくる」と警戒感を強める伊良部副院長。しわ寄せは確実に出始めている。(この連載は、赤津良太が担当しました)