ガイドラインを 批判する、公立病院に関する財政措置のあり方等検討会委員に問う・・・


『ガイドラインを 批判する、公立病院に関する財政措置のあり方等検討会委員に問う・・・「地域医療を考えるときに一番重要なのは医師不足問題であり、財務の問題はその次だ」という 批判はご自由であるが緊急の医師不足解消具体策を示して批判すべきである。 ガイドラインには 全て成功したモデルがあり説得力ある提言である。 
官僚経営で 疲弊している公立病院の経営体質の20年度内の改革方針の確定こそ医師不足解消に即効性がある。財務の改善と同時に進めるべきである。後回し・・すなわち先送りの延命こそ学者の空論・・・モデルになった先例病院視察に行つたことがあるのか? 
経営が良くなければ医師も去る時代 給料の払えなくなる病院に医師が残るとは思えない 大学の経営が傾き教授が解雇される時代!経営安定は教授確保策にあると言うのか?』 



公立病院統廃合迫る政府のガイドライン/検討会委員からも異論 
2008.08.13しんぶん赤旗   
  

 経営赤字に陥っている公立病院に対し統廃合を含めた経営効率化を迫る政府の「公立病院改革ガイドライン」に地域から強い反発が起こっています。 

 総務省は昨年十二月、病床利用率が三年連続で70%を下回った公立病院に対して、病床数の削減や診療所への移行を求めることなどを盛り込んだガイドラインを決定しました。 

 政府は七月、公立病院に関する財政措置のあり方等検討会(座長=持田信樹・東京大学大学院教授)を新設し、今年十一月をめどに考え方や提言を盛り込んだ報告書をまとめる方針です。 

 しかし、同検討会の委員からは政府のガイドラインについて、「地域医療を考えるときに一番重要なのは医師不足問題であり、財務の問題はその次だ」「公立病院側から見ると財務の視点だけのものに見えている」などの意見が噴出。早くも懸念が広がっています。 

 また、政府は同ガイドラインにもとづき、本年度中に各自治体が公立病院の経営効率化をはかる「改革プラン」を策定するよう促していますが、公立病院の統廃合には地域の自治体も反発。「改革プラン」を策定した自治体は六百五十七団体中、七団体とわずか1・1%にすぎないことも総務省調査(五月三十日発表)で判明しています。 


評論家的 ご意見でなく市立赤平総合病院をどうしたら 救えるのか?下記報道に応えて欲しい。赤平市の抜本改革先送りが原因である事は明らかである。医師不足解消が先だなど 素人の発言で笑止千万である。ガイドラインは 赤平市に9月末までに再生計画提出を求めており 聖域にきちんと対応できれば生き残りは 夕張と同様に可能である。 


赤字膨張「第2の夕張」も 病院の誤算、危機招く 
2008.08.16 共同通信   
  

 「地域医療を守るため、ご協力お願いします」 
 例年より暑い夏を迎えた北海道中央部の赤平市。大きな吹き抜けがある市立赤平総合病院の豪華な受付ホールに、同病院の規模縮小を含む道の病院再編構想案に反対する署名活動の声が響いた。二階の皮膚科と産婦人科のドアには、すでに「診察休止」の紙が張られていた。 
 病院は一九九三-九四年に約五十億円を掛け大規模改築され、費用の大半が起債で賄われた。その償還や収支赤字で膨らんだ累積赤字は約二十九億円。道の再編リストに載せられたばかりでなく、今、人口約一万四千人の市を財政破たんの危機に追い込んでいる。 
 事態が暗転し始めたのは、自治体財政健全化法が成立した昨年六月。同法は二〇〇八年度決算から、北海道夕張市のような財政破たんを、一般会計だけでなく病院事業などの特別会計も合わせた連結ベースで国が認定する新ルールを定めた。 
 自治体の一般財源(年間の税収などの合計)に対する累積赤字の割合「連結実質赤字比率」が40%以上なら破たん-。〇七年度の決算見通しで赤平市が抱える赤字の九割近い病院分を連結すると赤字比率は68・7%となった。高尾弘明(たかお・ひろあき)市長は昨年暮れに開いた住民向けの財政説明会で「このままでは第二の夕張」と窮状を話すしかなかった。 
 だが新ルールはあくまで引き金にすぎず、危機を招いたのは十五年来の誤算と対応の遅れだ。 
 大規模改築時は「今の二倍の医師がいて、診療報酬も右肩上がり。設備投資をすれば収益が上がるはずだった」(同病院の斉藤幸英(さいとう・ゆきひで)事務長)。ところが、めぼしい産業もなく人口流出が続く旧産炭地の赤平では、市の財政基盤が年々弱まる中、地方圏共通の医師不足に直面。病院の赤字を補てんするはずの一般会計からの繰り入れも滞った。 
 今年三月、市は資金不足を補う「公立病院特例債」の発行を柱に、〇八年度の赤字比率を39・2%に引き下げ、すれすれで破たん基準をクリアする財政健全化計画をまとめた。しかし特例債は国が本年度に限り発行を認めた“カンフル剤”。三年以内に、病院の単年度収支黒字化も迫られる。薄氷を踏むような再建劇は幕を開けたばかりだ。