『明るいニュース 産婦人科 再開  公立邑智病院(島根県邑南町中野)』



『明るいニュース 産婦人科 再開 
 公立邑智病院(島根県邑南町中野)』 


①邑智病院5年ぶり分娩再開へ 
2008年7月23日中国新聞 
  
 公立邑智病院(島根県邑南町中野)は、8月下旬が予定日の妊婦から、約5年ぶりに分娩(ぶんべん)扱いを再開する。22日、同町議会全員協議会で明らかにした。 

 5月に着任した常勤の産婦人科医師1人に加え、今月から助産師1人を確保し、受け入れ態勢が整ったため。8月下旬に1人、9月に1人、10月に4人が同病院での分娩を予定している。小児科や外科、麻酔科の協力で帝王切開にも対応する。 

 受け入れは同病院で妊婦健診を受けるケースが原則だが、「里帰り出産についても相談に応じたい」(石原晋院長)としている。同病院では産婦人科の常勤医師がいなくなった2003年7月以降、分娩扱いを一時中止していた。 


②邑智病院:5年ぶり分娩再開 医師全員体制で支援--来月下旬 /島根 
2008.07.31毎日新聞  
  
 公立邑智病院(邑南町中野)が8月下旬から、5年ぶりに分娩(ぶんべん)の扱いを再開する。常勤の産婦人科医1人が5月に着任し、助産師2人を確保するなど受け入れ体制が整ったため。麻酔科や小児科ら院内の医師全員体制で支援にあたる。 

 同病院では03年6月末に産婦人科の常勤医が退職。同年7月以降は分娩扱いは一時休止し、非常勤医が週1回外来を行うのみとなっていた。 

 今年5月、島根大医学部から荘田恭仁医師が常勤医として着任。従来からの外来に加え、婦人科領域の入院診療や手術にも対応できるようになった。 

 産婦人科医は1人体制だが、同大医学部や済生会江津総合病院(江津市)からの支援体制が可能で、8月末に出産を予定している妊婦からも「地元で産みたい」との要望があたっため、再開することとなった。 

 分娩再開に向けて同院は新たに助産師1人を採用。産婦人科医と助産師2人ほか、院内の麻酔科、小児科、外科で体制を組み、帝王切開にも対応する。ハイリスクなど特殊な事情以外は受け入れ、妊婦の制限はしない。8月末に1人、9月に1人、10月に4人が同院での出産が予定されている。 

 同病院は邑智郡唯一の公立病院で、年間80件程度の分娩扱いが予想されている。石原晋院長は「現在の医療は、危険なことはやめておこうと縮小傾向にある。でも医師の能力としてできることもある。疾患の8割はここで対応でき、2割は高次病院に搬送・対応する。専門性にこだわっていては地域医療はできない。お産に限らず、医師が専門を越えて連携し、対応していきたい」と話している。【細川貴代】