留萌市立病院 ガイドライン 特例債計画書提出期限迫る・公立病院特例債を発行しようとする地方公共団体は、別途通知するところにより計画書等を作成し、改革プラン又はその骨子を添付して平成20 年9月末までに総務省に(市町村分については都道府県を通じて)提出するものとする・・ 



『留萌市立病院 ガイドライン 特例債計画書提出期限迫る・公立病院特例債を発行しようとする地方公共団体は、別途通知するところにより計画書等を作成し、改革プラン又はその骨子を添付して平成20 年9月末までに総務省に(市町村分については都道府県を通じて)提出するものとする・・  
留萌市立病院経営改革推進委員会  収支計画案全体について、「今まで留萌以外の病院で入院していた人を呼び戻す政策がない」「市民の病院への信頼は極めて薄い。住民と話す機会を増やし信頼を確立しないと、(一般会計からの繰り出しに)市民は到底納得しない」との厳しい意見』 


留萌市立病院 債務解消策*病床102床削減*経営改革委方針*34億円、市が負担 
2008.09.03 北海道新聞       

 【留萌】一日開かれた留萌市立病院経営改革推進委員会(菊池健委員長)の第四回会議で、市は、市立病院の累積不良債務(二〇〇八年度末で三十四億七千万円の見込み)を七年かけて一般会計からの繰り出しで解消するほか、ベッド数を現在の三百五十床から二百四十八床に減らす方針を示した。(古田夏也) 

 十月をめどに国に提出する「病院経営改革プラン」のもとになる二〇〇九年度以降の収支計画案に盛り込まれたもので、療養病床五十に現在休止中の病床五十二を加えた百二を廃止する。また、累積不良債務については、公立病院特例債を主な財源とし、〇九-一五年度で解消する考え。 

 一日の会議では、市が示した案に対し委員からは「(累積債務解消で)年間五億円もの負担を市が担保できるのか」「(一般会計からの繰り出しで)病院の経営責任が不明確になる」など疑問の声が相次いだ。 

 このほか、収支計画案全体について、「今まで留萌以外の病院で入院していた人を呼び戻す政策がない」「市民の病院への信頼は極めて薄い。住民と話す機会を増やし信頼を確立しないと、(一般会計からの繰り出しに)市民は到底納得しない」との厳しい意見も出た。 

*再生団体転落を回避*抜本的な改革必要 

 <解説>留萌市が市立病院の累積不良債務を一般会計からの繰り出しで解消する方針を二〇〇九年度以降の収支計画案に盛り込んだのは、市の「財政再生団体」転落を回避するためだ。ただ、対症療法に過ぎず、赤字を出さない抜本的な経営改革が求められる。 

 〇七年度末の病院事業会計の累積不良債務額は二十七億五千万円で市の連結赤字額の九割強。連結実質赤字比率は36・6%で再生団体転落の基準(現在40%以上)に迫る。ここ数年、五、六億円の単年度赤字を計上。〇九年度決算で転落が決まる懸念がある。 

 そこで市は、〇八年度末に三十四億七千万円に達する見通しの累積不良債務を一般会計からの繰り出しで解消し、うち十八億二千四百万円は公立病院特例債発行でまかなう決断をした。同債発行は「累積債務をゼロにし、これ以上赤字を出さない」(市財務課)ことが前提で、返済は最長七年と条件は厳しい。 

 市は不良債務解消に向けた財源確保のため、一般会計の人件費削減など見直しを検討。市立病院は、赤字体質脱却を目指し、「人件費抑制」など十項目で七億四千八百万円の財政効果を目標として設定しているが、スムーズに行くかは不透明だ。(古田夏也)