小樽市立病院 新築移転問題・・・・・・


『小樽市立病院 新築移転問題・・・・・・ 

量徳小敷地が、再びクローズアップ  公的病院(済生会・液済会・協会3病院)との連携した上での新築用地として築港JR土地とともに有力候補となるのであろう。 
新病院は「手稲渓仁会病院」に匹敵する体制でなければ医大の理解が得られず医師確保は困難を極める事になる。病床規模ではなく努力する人が報われる経営形態への集中と役割分担がガイドラインの求めるところである』 
  
 2008.02.26 北海道新聞    
新病院計画の見直しで規模縮小、さらにスケジュールが遅れるとなれば、「建設地問題も再燃するのではないか」(市幹部)。まだ結論は出ていない市教委の小中学校統廃合計画に合わせ、一度は市が断念した量徳小敷地が、再びクローズアップされるとの見方だ。新病院計画は、まだ揺れそうだ 

以下 学校適正配置等調査特別委員会会議録 抜粋 
日時平成16 年11 月15 日 

中央及び南小樽地区の通学区域の変更計画で、これを住所別にしたものでございますけれども、堺小は稲穂小と花園小へ、それから量徳小は花園小、潮見台小へということで、それぞれ左が現行、右が変更後の通学 
区域ということでございます。 

以下市立小・中学校における学校規模 
及び学校配置の在り方について  抜粋 
[答 申] 
平成19年10月25日 
小樽市立学校の規模・配置の在り方検討委員会 

本市における望ましい学校規模の姿を考えると、すべての学年でクラス替えが可能な複数学級が最低限維持され、かつ、多様な学習形態や特別活動等の選択の幅 
が広がりやすい規模に着目することが導き出される。法令上では、12学級から18学級を標準と考えており、制度上の仕組みもあわせて考えると、本市におい 
ても望ましい規模と考えるのが妥当である。このことは、学校教育法でいう小学校及び中学校の教育の目標達成という観点に照らし合わせて考える際の基礎的条 
件とも言えよう。ただし、中学校では、教科担任制と学習集団の弾力的な編成等を意識した教員数の確保という点から下限を9学級とすることが適当と考える    
(小樽市立 量徳小学校は 児童数169名 学級数6学級) 


以下 小樽ジャーナル 抜粋 

 市議会与党が市長・教育委員長に小学校適正配置で要望書! (2005/07/14)  
 小樽市議会の市長与党を構成する自民党(13)・公明党(5)の2会派が、7月14日(木)に、市長と教育委員長に、小学校適正配置計画についての要望書を提出した。 


 要望書は、市議会与党の多数を占める松本光世・自由民主党小樽市議会議員会長と、佐藤利幸・公明党小樽市議会議員団長の連名で出された。 


 市と教育委員会が進める小学校適正配置計画は、少子化に伴い市内の小学校を統廃合するもの。堺小、量徳小、北手宮小、手宮小を廃止し、近隣校に統合し、2006(平成18)年4月に実施を目指している。 


 しかし、廃止予定とされた4校のPTAなどからは反発が起き、存続の署名運動も行われ、市議会にも5件の陳情が出されている。 


 今回の自公2会派の要望書は、この陳情を踏まえ、市長・教育委員長に、来年度実施の延期を要望するのがねらい。一方で自民・公明は、「小学校適正配置計画を着実に推進すること」ともしており、「4校の一斉実施は来年度では早すぎるので、若干の延期をしてほしい」というもの。 


 廃校予定の量徳小は、市立小樽病院に隣接し、市が進める市立新病院建設の予定地と目されている。今回の統廃合の時期が、市長が推進する新病院建設のためではないのかとの疑念が払拭されていない。 


 現在、新病院建設の巨額の資金調達や医師の確保のメドすら立っておらず、建設時期は不明のままだ。このため、新病院の建設が確定した段階での、もっと後の廃止でも良いではないかとの声が、量徳小の関係者から上がっている。 


 今回の与党の要望書は、ずっと継続審査となっている5件の陳情の取扱いを決着させる必要に迫られていることからのもので、要望を突きつけられた市長や教育委員長の今後の判断が、にわかに注目されるものとなった。 
  
  
小樽市長への手紙(平成18年度・19年度一部)と回答  

1・市立病院改築について 
 市長が市立病院について「築港地区に巨大病院を建設する」と言った事に強い疑問を感じます。 

現地でも十分な病院を建てられることは向かいの病院でも実証済み 
70人もの医師の確保に苦労するより、もう少し少人数の医師の下、現在の人口に見合った病院を建てるべき 
4年前、「量徳小(旧住吉中跡に移した後)にも建設したら」という意見をけっておきながら今になって量徳に反対したから築港地区へというのはおかしい(量徳小の父母も話し合いを再三提案したではないか) 
今の市の財政状態なのに、なぜさらに10億も用地取得に税金をかけるのか 
交通の便が悪い所に病院を移して失敗した他都市の例に学ぶべきである 


答(平成18年7月) 

  新市立病院は、現在の小樽病院と第二病院を統合して新築するもので、その規模・機能につきましては、平成13年の市民懇話会からの提言などを踏まえてこれまで検討を重ねてきたところです。その結果、「市民の病院」として必要な規模は、現在、両病院の持っている病床数892床を、将来人口の減などを考慮して大幅に削減する493床と考えています。この病床数を持つ病院の建物面積は、他都市の市立病院の事例を参考にしますと、延べ面積35,000平方メートル程度となり、現在の小樽病院の1.8倍程度の建物となります。 

 また、新病院では市民要望の強い十分な駐車場の確保も必要となります。駐車場の形態を工夫したとしても病院建物と駐車場を合わせた病院全体としての敷地面積は約20,000平方メートルが必要と考えています。 
 一方、現在の小樽病院の敷地で建物を建てられる敷地面積は、約7,400平方メートルであり、また、この地域は周辺の住環境を守るために建物の延べ面積が敷地面積の3倍までに制限されていることから、病院としては延べ面積が約22,000平方メートルの建物が限界となります。 

 このため、現在の小樽病院の敷地のみでの新病院の建て替えは不可能です。仮に病院の規模を大幅に縮小して現在地に計画する場合でも、現在地には空地がないことから部分的な解体工事をしたあとでなければ新たな建物の建設はできません。小樽病院は、1階と2階に外来、検査、手術部門などや電気室、ボイラー室などが配置されており、3階以上の階に病棟が配置されています。こういった現状から、部分的な解体工事であっても、残る建物内の診療機能に大きな支障が出ることが明らかで、そのことに伴う収益の大幅な減少は避けられないものと考えられますし、また、解体工事や新病院の工事の際の騒音や振動など病院利用者の安全確保を考えますと、現在の小樽病院のように狭い敷地では現実的ではありません。 

 医師の確保については、新病院では、市内の他の医療機関で不足している診療科目を中心的に担っていく役割があることや高齢化の進む本市においては特に複数の診療科を受診する方が今後増加することが予想されることなどから、現在、両病院において実施している診療科目に加え、以前は診療していた形成外科や神経内科と新たに回復期リハビリテーション科を加えた20診療科目の診療機能を持つこととしており、これからも市民の命と健康を守る「市民の病院」として、その役割を果たしていくこととしています。診療科によっては全国的に医師が不足している現状ですが、医師の確保は全力をあげて取り組む課題と考えています。 
 これまでの大学医局との協議の中でも、立地条件や医療環境の整った新しい病院になることにより、医師確保は可能との感触を得ていますので、今後、開院までの間、可能な限り必要な医師の確保に努めてまいりたいと考えています。 また、人口に見合った病院を建てるべきとのことでありますが、先に述べたとおり将来の人口減少を見込んだ規模としています。 

 量徳小学校の旧住吉中学校への移転につきましては、中学校仕様の校舎の構造やグラウンド面積などの関係から、小学校として利活用は適当ではないと判断したところであります。 
 また、量徳小学校を含めた現在地での建設は、あくまでも適正配置計画への理解が前提であることを申し上げていたところでありますし、量徳小学校での小学校適正配置計画の説明会で「新病院建設について市長に質問したい」とのご意見がありましたので、「要望があれば説明会に出席して、質問にお答えしたい」との意向をお伝えしてまいりましたが、要請はございませんでした。 

 厳しい財政事情の中、用地取得費をかけてまで、新病院を建設する必要があるのかとのことでありますが、現在の小樽病院と第二病院は、老朽化が著しく、それに伴い、医療環境が悪化し、医師確保も困難にしています。 
 また、二つの病院を運営していますので、施設の維持管理にも二重の経費がかかることや診療科、検査、薬局などの重複する部門を抱え、非効率な運営形態となっており、これらが経営悪化の要因となっています。 
 このままで行きますと毎年約7億円程度の収支不足が予測され、医師の確保の状況からさらに増大することが懸念され、本市の財政再建にとって大きな障害になります。 
 そのため、一日も早く医療環境の整った新病院を建設し、経営面での非効率も解消して市民の負担を軽減しなければならないと考えています。 
 なお、全体事業費につきましては、今後、圧縮に努めて参ります。 

 交通の便の悪い所に病院を移すべきではないとのご意見ですが、新病院の建設地は、先にもご説明しましたように駐車場を含めて約20,000平方メートルの敷地が必要であります。 
 現在の小樽病院は、交通の便に優れていますが、建設候補地の一つであった量徳小学校敷地につきましては、保護者などのご理解が得られなかったことから小学校適正配置計画の策定が見送られましたので、新病院の建設は断念せざるを得ない結果となりましたし、また、市内中央部では残念ながらこのような広い敷地を確保することはできません。 
 このため、バスやJRなど複数の交通手段が確保でき、また、市民要望が多く寄せられている駐車場の確保も可能であるなどの条件から、もう一方の候補地の築港地区を新病院の建設地に特定して建設にむけた作業を進めているところです。なお、交通アクセスにつきましては、今後も関係機関との協議を行い充実を図ってまいりたいと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室 ) 
  

2・新市立病院の移転について 
 新市立病院の築港地区への建設は賛成です。今の他の病院と向かい合っている方がおかしいと思います。車も停めれないし・・・。市のお金がないのなら、商業施設の空 きスペースに外来専門の歯科や眼科など、内科的に空気感染などの心配のない科をいれてもいいのではないかと思いますが・・・。市民数を留めるためにも柔軟な考えをお願いします。 

答(平成18年7月) 
 新市立病院の建設地についてですが、駐車場の確保は、市民の皆さんから強い要望が寄せられていることもあり、築港地区が適地であると考えています。 
 一部の外来部門を商業施設などへ移してはどうかということについてですが、新病院は現在の小樽病院と第二病院を統合し、総合的な診療機能を持つ病院となることを目指しており、その中で、複数の診療科で受診される入院・外来患者の皆さんにとっての利便性を確保するためにも、1棟の建物の中ですべての外来部門を配置することが必要であると考えています。 
 また、商業施設などが立地している地区は、この地区で定められている土地利用の方針から、建物の用途が、原則として商業やレクリエーションに限られているため、空スペースなどは、今後も店舗などの商業的な利用がされていくものと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室) 
  

3・市立病院の移転について 
 小樽市立病院移転のことが、話題になっております。小樽市発展のためには現在の中心地がいいのだろうと思うのは多くの考えではなかろうか。築港地帯を埋め立てしてしまったのだから、別な発展地帯に考えるのがいいだろうと思うのですが。 

答(平成18年7月) 
  新病院建設場所については、面積や交通手段、また、市民の皆さんから強い要望のある駐車場の確保などの用件を考えた場合、現在の市立小樽病院の敷地だけでは建設できませんし、また、市の中心部には、適地がありませんので、「現在地を含む量徳小学校敷地」と「築港地区でJR北海道などが所有する未利用地」の2カ所を選定していました。 
 「現在地を含む量徳小学校敷地」にとの思いはありましたが、小学校適正配置計画が見送られたことから断念せざるを得なくなり、もう一方の候補地である「築港地区」での検討を行いました。 
 その結果、築港地区の未利用地の中で病院利用者の安全性や利便性などを考慮してJR小樽築港駅に近い商業施設山側の築港114番に建設ができると判断したところです。 

 築港地区は埋立地でありますが、建物は、一般的に基礎杭が支持地盤に到達し定着することで安定するもので、建設予定地の近隣で行った地質調査でも比較的浅いところに支持地盤として期待できる岩盤があるとの結果が出ています。 
 また、埋め立てが行われてから相当の年数が経過し、地盤も安定しており、近隣に大型施設も建設されていることから新病院の建設について、問題はないものと考えています。 

 また、築港地区は別な土地利用を考えてはとのことでありますが、新病院の建設予定地を含む周辺地区は病院だけではなく医療や高齢社会に対応した福祉などの公共的な生活サービス機能を中心に、周辺施設と連携した居住・業務系機能などもあわせた土地利用を図る地区として土地利用計画の変更手続きに着手していますので、今後は、当該地区における未利用地の利用促進を図っていきたいと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室) 
  

4・新病院建設について 
 今、小樽では市立病院移転問題で騒ぎになっています。病気は空気の良いところであればそんなに病になりませんと、亡き父親がよく言っていました。将来築港地区に移転と報道関係では言っていますが、その通りだと私は個人的に思っています。築港地区は潮風も吹いて、絶好の場所と思います。現在の場所は密集地帯で空気も悪く、また、駐車場も狭く、築港に移れば近隣の市町村の患者も増えます。交通の利便性もよく、最適と私は思います。市長さん、周りの人に負けず、市長さんの判断を希望いたします。 

答(平成18年7月) 
 小樽病院と第二病院は、建物の老朽化が著しいばかりではなく、両院内の環境面においても病室が狭い、駐車場が狭いなど患者をはじめとする利用者の方々に大変ご不便をお掛けしています。 
 また、これらの医療環境の悪化は、医師の確保も難しくしていますし、二つの病院を運営していることから、施設の維持管理に二重の経費がかかることや診療科、検査、薬局など重複する部門を抱え、非効率な運営形態となっていますので、これらが経営悪化の要因となっています。 
 このようなことから、一日も早く、医療環境の改善と経営上の非効率を改善して、快適な医療環境の下で、より質の高い医療サービスの提供や効率的で健全な病院経営を行っていくことがぜひ必要と考えています。 

 建設地については、市有地であります「現在地を含む量徳小学校敷地」にとの思いはありましたが、小学校適正配置計画の策定が見送られましたので、もう一方の候補地である「築港地区」での検討を行いました。 
 その結果、築港地区の未利用地の中で病院利用者の安全性や利便性などを考慮してJR小樽築港駅に近い商業施設山側の築港114番に建設が可能と判断したところです。 

 現在、新病院建設に向けて、建設予定地を含む周辺地区を病院だけではなく、医療や高齢社会に対応した福祉などの公共的な生活サービス機能を中心に周辺施設と連携した居住・業務系機能なども併せた土地利用を図る地区として土地利用計画の変更手続に着手しています。 
 また、当該地においては、市民の皆さんから強い要望があります駐車場もできますし、交通アクセスについても来院される方にご不便をおかけしないようバス事業者や関係機関との協議を行い、充実を図って参りたいと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室) 
  

5・新病院建設について 
 小樽病院を築港へ建てる事への反対 
こんなに小樽の経済が赤字なのに10億円もだして土地を買って、海のそばのいろいろと害のある、そのうえ行くのに不便な所に建ててどうするんですか。誰がその借金を払うのですか。友人、子ども、多くの人々が行くのに不便と言っています。現在の病院向かいの看護宿舎も空いてますよね。前市長と始めから、築港へ持っていく約束があったとしか思えません。なぜ、もっと 現在の土地に建てる努力をしないのですか。借金を作ってまた市長は、自分は辞めるのですか。二代に渡って、同じ事を繰り返しているのに気が付かないのですか。いい加減にしてください。市民は怒っています。 

答(平成18年8月) 
   新病院建設地については、平成15年8月に「現在地を含む量徳小学校敷地」と「築港地区のJR北海道などが所有する未利用地」の2カ所を候補地として決定し、量徳小学校が小学校適正配置計画の対象校となっていましたので、その推移を見守っていたところであります。 
 「現在地を含む量徳小学校敷地」にとの思いはありましたが、小学校適正配置計画の策定が見送られたことから断念せざるを得なくなり、築港地区で検討を行い、築港地区の未利用地の中でも病院利用者の安全性や利便性などを考慮して、JR小樽築港駅に近い商業施設山側を建設地にと判断したところです。 

 土地取得費については、そのほとんどが起債(借金)によることになり、その返済につきましては、事業費の50%を病院会計の収入をもって返済し、22.5%は国の交付税でまかなわれますので、残りの27.5%が一般会計の負担(市民負担)となります。 
 今後、市民の皆さんの負担を少しでも軽減できるよう、事業費全体の縮減を図ってまいりたいと考えていますので、ご理解をお願いいたします。 

 築港地区は、海のそばでいろいろと害のある土地とのご指摘ですが、過去に埋め立てが行われ地震での被害を懸念される方もいますが、これまで相当の年数が経過し、大型施設等も建設されていることから新病院の建設にあたっては、しっかりした対策を行うことで問題はありません。 
 耐震等への対応は十分に行う必要がありますので、新病院の基本設計を行う上で地質調査や地質状況の確認をした上で、建物の安全性を確保していきたいと考えています。
 また、津波などの際にも病院機能が停止しないよう地下部分に診療機能を配置しないなど施設面での対策を講じていきたいと考えています。 

 次に、築港地区は不便とのご指摘ですが、既に道路などの基盤整備は行われていますし、バス路線については、マンションの建設などに伴い7月から新光町方面やオタモイ・長橋地区などから同地区への乗り入れ便が開設されました。開院時までには、通院などに不便のないよう路線の確保について、バス事業者や関係機関と協議を行い、充実を図ってまいりたいと考えています。 
  
 さらに、新病院を現在地に建てる努力をとのご指摘ですが、新市立病院は、現在の小樽病院と第二病院を統合して新築するもので、その規模・機能については、平成13年の市民懇話会からの提言などを踏まえてこれまで検討を重ねてきたところです。 
 その結果、「市民の病床」として必要な規模は、現在、両病院の持っている病床数892床を、将来人口の減少などを考慮して大幅に削減する493床と考えています。 
 この病床数を持つ病院の建物面積は、他都市の市立病院の事例を参考にしますと、延べ面積35,000平方メートル程度となり、現在の小樽病院の1.8倍程度の建物となります。また、新病院では市民要望の強い十分な駐車場の確保も必要となります。 
 これらのことを考えますと、駐車場の形態を工夫したとしても病院建物と合わせた病院全体としての敷地面積は、約7,400平方メートルであり、必要面積の3分の1強の広さしかありません。 
 また、この地域は周辺の住環境を守るために建物の延べ面積が敷地面積の3倍までに制限されていることから、病院としては延べ面積が約22,000平方メートルが限界となります。 
 このため、現在の小樽病院の敷地のみでの新病院の建て替えは不可能です。 
 また、ご指摘の旧看護師宿舎等がある敷地は約660平方メートルと必要面積の約30分の1しかありませんので不可能です。 

 仮に病院の規模を大幅に縮小して現在地に建設する場合でも、現在地には空地がないことから部分的な解体工事をしたあとでなければ新たな建物の建設はできません。 
 ご承知のとおり小樽病院は、1階や2階に外来、検査、手術部門などや電気室、ボイラー室などが配置されており、3階以上の階に病棟が配置されています。こういった現状から、部分的な解体工事であっても、残る建物内の診療機能に大きな支障が出ることは明らかで、そのことに伴う収益の大幅な減少は避けられないものと考えられますし、また、解体工事や新病院の工事の際の騒音や振動など病院利用者の安全確保を考えますと、現在の小樽病院のように狭い敷地では現実的ではありません。 

 小樽病院と第二病院は、老朽化が著しく、医療環境が悪化し、医師の確保も難しくしていますし、二つ病院を運営しているため非効率な運営形態となっていますので、毎年度、病院事業会計の収支不足分を一般会計で負担しています。また、このように、医療環境が改善されず、経営上の非効率も解消されず、医師の確保もできないという状況が続きますと、一般会計の負担はますます増大し、本市の財政再建の大きな障害になります。 

一日も早く、医療環境の改善と経営上の非効率を改善して、快適な環境の下で、より質の高い医療サービスの提供や健全な病院経営を行っていくためには両病院の統合新築は、ぜひ必要と考えていますので、ご理解をお願いいたします。(担当課 総務部 市立病院新築準備室) 
  

6・新病院建設について 
 廃校予定だった量徳小学校をなぜ廃校にできなかったのですか。潮見台小学校は1学年1学級でたくさん教室が空いていますよ。累積赤字が14億5千万円もある小樽市が、小樽病院の移転先に不便な土地を買わなければならないのですか。あそこは特に冬は風雪が強く、道はつるつるで私は何回も転びました。赤字財政が続いている現在もったいない事しないでください。量徳小学校跡が最適地と思います。これ以上市民にツケを回さないでください。私は年金生活ですが、今年から所得税、市・道民税、介護保険ほか大幅に支出増となりました。私のまわりの人、誰に聞いても答えてくれる人はおりませんでした。皆さん量徳小学校跡で賛成です。 

答(平成18年8月) 

  新病院を量徳小学校の敷地へというご意見ですが、新病院の建設地につきましては、新築検討懇話会の提言や市民アンケート調査結果をもとに、通いやすいこと、駐車場が確保できることなどの要件から候補地は「現在地を含めた量徳小学校敷地」と「築港地区でJR北海道などが所有する未利用地」の2カ所に絞られていました。 
 「現在地を含めた量徳小学校敷地」は、市有地でありますし、交通の便も良いため建設地としてふさわしいとの思いはありましたが、小学校は地域の中核的な施設として、子どもたちが毎日通う施設であり、また、地域の交流活動の場などとしてその役割を果たして来ていますので、病院を建てるためだけに廃校ということは難しいと考え、地域の意見も聞いて、小学校適正配置計画の推移を見守っていたところです。 

 結果としまして、適正配置計画案に反対する陳情が4万人を超える署名とともに議会に提出されるなど、関係者の方々の理解が得られず、また、教育を取り巻く環境の変化もあったため、そのことについては、議会へも報告がなされ、昨年9月に小学校適正配置計画の策定が見送られましたので、もう一方の候補地である「築港地区」での計画を進めることとしたものですのです。土地購入費が新たにかかることとなりますが、全体の事業費を可能な限り圧縮し、市民負担の軽減に努めていきたいと考えています。 

 また、築港地区は不便とのお話でありますが、建設予定地周辺は、既に道路整備などの基盤整備は行われていますし、大型商業施設やマンションなどが建設されており、利用者の増加に伴いバス路線整備も進んでいますので、今後、バス事業者との協議や周辺地区の環境整備など、冬場の道路対策についても検討してまいりたいと思います。(担当課 総務部 市立病院新築準備室 

  
7・新病院の建設場所について 
 大手デパート・ホテル撤退により中心部の空洞化が進んでいる。この際大手デパート・ホテル跡を新市立病院とするのが一番いい。ホテル側は客室を病室にできるし、立体駐車場もある。箱があるから新たに建てるより経済的。病院が黒字なら家賃も払っていけるでしょう。どうしても新築にしたいのなら、現市役所の場所へ、市役所を デパート跡へどうぞ!貧乏小樽市に新築は無駄!!築港地区大型商業施設を推進した市長のおかげで人の流れが変わったから、今度は中心部にも目を向けてほしい。 

答(平成18年9月) 
 はじめに、大手デパート小樽店跡の建物やホテルを新病院としてはどうかとのご意見ですが、新市立病院の規模は、将来の患者推計などを行った上で、現在の両病院の病床数合わせて870床をほぼ半減の493床とする計画です。また、一床当たりの床面積は最近の新築自治体病院の事例を検討し、同規模の病院の一床当たりの平均値である71平方メートルと想定し、総床面積は35,000平方メートル程度になるものと考えています。病床数については、質の高い医療の提供を図るという病院の機能を維持するためにはこれ以上の削減はできないものです。 
 デパート跡の建物は、隣接の建物を含めましても26,000平方メートルほどであり、新病院として必要な面積から大幅に不足しますし、また、構造面からも利用することはできない状況です。 
 病院施設には、駐車場の整備が必要条件であり、当該敷地での新たな整備は不可能ですし、既存の立体駐車場につきましては、一台あたりの駐車に要する時間が長くなることから駐車待ちの車で道路交通等に支障を来たすため、病院の駐車場には適していないと考えています。 
 また、市役所の機能を移転することや市役所の敷地に新病院を建設することについてのご提案もありましたが、市役所の敷地は狭いため新病院の建設に必要な敷地の確保ができないことなどから実現の可能性はないものと考えています。 
 なお、今回のご提案に含まれていたホテルについては、中心市街地のホテルとして現在も営業しており、これからも小樽観光の中心的な宿泊施設として存続するものと考えているため検討の対象とはしておりません。市中心市街地の活性化についてですが、中心商店街をはじめとする商店街の活性化は大変重要であると考えています。これまでもさまざまな取り組みをしてきていますが、今後も、大手デパート小樽店跡の再生や小樽駅前再々開発などについて民間の方々と共に積極的に取り組み、市の活性化につなげていきたいと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室) 


8・市立病院について(19年度) 
 新病院の築港地区への移転については、用地取得に余計な借金が増え、今の市の財政状況を考えると100%無理である。年々市の人口も減る現況を踏まえ、もっと効率の良い計画ができないのか。私案であるが、量徳小学校の廃校に反対の意見もあるが、現在通学区域としている保護者などともっと話し合いを深め近郊の小学校への通学に対策、援助(無料スクールバス)等を提案し理解を深めてはどうか。量徳の跡地に建て現在の病院跡地を駐車場、余った土地に必要であれば量徳小学校を新築しても良いのでは。いずれにしても築港地区の土地購入は起債許可が必要とはいえこれ以上市の借金を増やすのに反対です。 
答(平成19年8月) 

 新病院の建設地については、市民の病院として必要な機能・規模の建物や市民要望の強い十分な駐車場を確保できる敷地であることが条件となることから、現在計画を進めています築港地区とお話しがありました現病院の敷地に量徳小学校の敷地を合わせた敷地の2カ所を候補地としていましたが、ご承知のとおり小学校の適正配置計画に地元関係者などの理解が得られなかったことから建設地とすることを断念したものです。 
 小学校の適正配置については、教育委員会が行うものですが、「学校」はその地域の子どもたちが毎日通う施設であり、地域の中心的な施設です。このことから地域の理解なしには計画を進めることはできません。そのため、私としても、「病院を建てるので別の学校へ行ってください。」という立場に立つこともできませんでした。 
 結果として量徳小学校敷地と現市立病院の敷地を合わせた土地が、新病院の建設候補地の一つであることを示している中で、計画について反対の表明があり地域での理解も得られなかったことから断念した経緯があります。これらの経緯から、お話しのありました量徳小の保護者との協議の場を持つことは困難ですし、また計画そのものを中断させるようなことになりますと、医師確保にも影響を与え現病院は存続すら危ぶまれる状況になります。 
 これらのことから、現状では築港地区以外に適地はないと考えています。ご指摘のとおり土地購入にかかる経費は必要になり、これを含め事業費のほとんどを起債(借入)することになりますが、コンパクトな設計を心がけ、また入札方法の工夫などにより総事業費の圧縮に努めてまいりたいと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室 


9・市の財政再建について(新病院関連)(19年度)  

 小樽市の財政悪化のシンボル的存在になっている市立病院の対応について、進め方、考え方について既存の壁をそのまま認めて進めているように思われます。新市立病院建設についての疑問について述べますと 
 1.市内にはかなりの総合病院、専門病院もあり、道央地区に位置し医師の招聘 (しょうへい)に有利なこの地区に本当に市立病院が必要なのか。即、市立病院廃止ができなくても民間移行を前提とした民間移管ができないものか 
 2.情報ネットの時代、小規模な市立診療所レベルの規模として先進的な病院との病診連携診察ができるものに 形体を変えるように持っていくことができないものか 

答(平成19年7月) 
 市立病院は必要なのかということについてですが、市内には市立病院以外にも公的病院を始めとして病院が多くありますが、それぞれ担っている分野が違っています。「広報おたる」などでもお知らせしてきていますが、高齢化の進む本市では、脳疾患や心疾患などの医療が重要になっています。 
 しかし、脳神経外科をもっている病院は第二病院しかありませんし、心臓血管外科も第二病院が重要な役割を担っていることはご承知のことと思います。 
 また、ガン治療においても、高齢者にとっては手術の負担も大きいため、放射線による治療が重要になりますが、放射線治療は後志管内では小樽病院のみで実施しています。 
 このほかにも、合併症や脳疾患、心疾患を抱える方など他の医療機関で対応できない人工透析は第二病院で受け入れていますし、小樽病院の放射線科では、読影医がいて、他の医療機関からの依頼により読影を行っているなど、地域医療における市立病院の役割は極めて大きいものがあります。 
 さらに、医療の供給量の面からも、両市立病院の入院患者さんは、平成17年度では1日平均538人で、手術件数は1870件に及んでおり、大きな部分を担っています。 
 なお、医師の招聘に有利な地域というお話もありましたが、大学医局との協議の中で、新しい病院になったら送りやすいという話はありましたが、今は、それぞれの病院で医師確保には相当の努力が必要となっているというのが実状です。 
 次に、民営移管についてですが、市立病院が不採算部門を抱えていることや規模が大きいことなどから、受け皿となる担い手があるかという問題がありますし、現在勤務している職員の処遇の問題もあります。また、なにより、現在の老朽化した施設では引受先はまずありませんし、約43億円の不良債務の解消が最優先の状況ですので、現時点で民間移管が考えられる状況にはありません。 
 しかし、職員の意識改革は重要ですので、今後も一層病院への帰属意識を深め、経営基盤の強化さらには経営改善に取り組んでまいりたいと考えています。 
 次に、市立診療所レベルの規模とのことですが、先ほども述べましたように、市立病院としては、脳神経外科や心臓血管外科、ガン診療などの急性期病院として機能しなければなりません。そのためには、高度医療機器や設備、スタッフも必要で、一定規模の病院であることが必要ですので、診療所という形態をとることはできません。 
 もちろん、これからは、地域医療連携が重要ですので、既に両病院とも地域医療連携室を設置して取り組みを強めていますが、新病院においても、他の医療機関では行えない部分を中心に担うことにより無駄のない効率的な病院とし、他の医療機関との連携のもとに小樽市民の必要な医療を地域で提供できる体制をつくっていきたいと考えています。(担当課 総務部 市立病院新築準備室 


(参考) 
小樽市立量徳小学校 
住所小樽市若松1丁目1番1号 
電話(22)9196 FAX(22)9197 
校長森眞由美 
児童数169名学級数7学級(内特学1) 


平成16年11月15日学校適正配置等調査特別委員会会議録 
・・・・・通学区域変更図をごらんいただきながら説明いたしたいと思います。 
中央及び南小樽地区ということで、堺小、花園小、量徳小、潮見台小は、それぞれ1学年1学級の小規模校であ 
る。中央及び南小樽地区において新1年生2学級を確保するため、4校における児童数や学校施設の状況を勘案し、 
隣接校の見直しを含めて通学区域の見直しを検討した。 
(1)検討結果。堺小学校の通学区域を稲穂小学校及び花園小学校の通学区域に編入する。量徳小学校の通学区 
域を花園小学校及び潮見台小学校の通学区域に編入する。 
理由、①として、中央及び南小樽地区において、平成18年度から22年度までの新1年生及び全校児童数の状況を 
見ると、堺小の小規模校化が最も進んでおり、今後においても大幅な児童数の増加は見込まれないこと。また、学 
校施設の状況では、堺小は2学級編制の教室の確保が難しく、校舎は昭和37年度の建設で、築後42年を経過してい 
ること。さらに隣接校との学校間距離も近いことから、堺小の通学区域の調整は容易である。 
②といたしまして、学校施設の状況では、量徳小の校舎は昭和36年度と昭和50年度に建設されたもので、それぞ 
れ築後43年と29年を経過しており、著しく老朽化が進んでおります。また、花園小の校舎は昭和54年度の建設で、 
2学級編制の教室の受入れが可能である。潮見台小の校舎は昭和56年度建設で、校舎や屋内体育館も広く、2学級 
編制の教室の受入れが可能である。 
③通学区域の調整について。 
(ア)花園小の通学区域を隣接校に編入した場合、隣接する稲穂小は堺小と花園小の児童の一部を受け入れるこ 
ととなり、今後新1年生が3学級になることから、教室に不足が生じる。また、稲穂小、緑小、入船小、奥沢小、 
量徳小と隣接校が多いため、通学区域の調整においては児童の受入れ校が細分化されることになり、調整が難しい。 
(イ)潮見台小の通学区域を隣接する量徳小に編入した場合、通学区域が遠くなる。また、通学区域が広いため、 
量徳小のほかに若竹小、奥沢小に細分化されることになり、調整が難しい。 
(ウ)、花園小、潮見台小の通学区域の調整については、前記(ア)(イ)のとおり、それぞれ困難である。量 
徳小については、花園小と潮見台小の中間に位置し、学校間距離も近いため、両校に通学区域を編入することは容 
易である。 
以上が検討結果に対する理由であります。