民間版ドクターヘリ 基地を宗像に 3者が調印=福岡

民間版ドクターヘリ 基地を宗像に 3者が調印=福岡 
2008.02.28読売新聞   
  
6月から民間型ドクターヘリを導入する「池友会(ちゆうかい)」(本部・北九州市門司区、蒲池真澄会長)が、宗像市江口の旧玄海庁舎跡地を買い取ってヘリ基地を整備することを決め、池友会、宗像市、江口自治会の3者が27日、基地の設置運用に関する覚書などに調印した。市は3月議会に関連議案を提案する。 

 旧庁舎は2006年末に廃止され、同市が購入者を公募していた。跡地の敷地面積は約2万8100平方メートル。購入金額は、土地、建物合わせて1億7350万円。2階建ての旧庁舎を改修し待機所や診療所を設けるほか、格納庫を新築する。 

 基地には、医師と看護師、操縦士、整備士、管制官の5人が常駐。ヘリの運用時間は、原則として午前8時から午後6時までで、飛行回数は年間300回までを基本とする。 

 市役所で開かれた調印式には、池友会の鶴崎直邦理事長と谷井博美市長、江口自治会の白石彰明会長が出席。覚書と土地建物売買の仮契約書を交わした。 

 鶴崎理事長は「救急医療や地域医療を改善する大きな一歩にしたい」、谷井市長は「ヘリ基地は市民の役に立ち、地域振興にもつながる」、江口会長は「離着陸時の騒音問題もあったが、人命にかかわる施設でもあるので、了解した。安全運航と地域医療サービスの向上をお願いしたい」と話した。