静岡県中西部隣同士の袋井、掛川両市が市立病院の統合・・850床を500床に減床して新築。 医師確保しようという計画協議が開始・・・

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 静岡県中西部隣同士の袋井、掛川両市が市立病院の統合・・850床を500床に減床して新築。 医師確保しようという計画協議が 開始・・・ 

2病院が1の独立行政法人としての,経営形態に変更して,法人理事会が意思決定を行わない限り空中分解の,可能性が高い。 

(理由) 
1・株式会社の合併協議のような 強制力のある仕組みでない。 両市の議会議員が地元住民の意見を代弁しなければ 落選。総論賛成各論反対で調整不能。 

2・築20年で老朽化?病院の法定耐用年数は43年!マンションは60年! 豪華病院期待してもこれからは起債できない。両市とも 22年までに医師確保でき、数値目標達成可能か? 

3・現体制で 勤務医師に魅力のある 経営体質に出来ないのに 新築したら可能と考えるのは 幻想。現経営体制が官僚経営で 努力するものが報われないのに 合併すれば 病理的現象が更に悪化し 医師の絶望感を増すだけである。箱を作り 減床したら医師が集まるか 院内にアンケート調査が先。そもそも2病院の医師等は 賛成なのだろうか? 

4・文化が違う 病院の物理的合併の失敗例・・高知医療センターに学ぶべきである』


2市の市立病院が統合協議 静岡、新設場所など難題も 
2008.01.04   
  
静岡県中西部で隣同士の袋井、掛川両市が市立病院を統合し、新病院を建設しようと協議を始めた。病院の老朽化や医師不足などから踏み切ったが、異なる市の市立病院の統合は「対等合併」としての難しさもあり例がないという。関係者の間では「建設場所など微妙な問題を調整できるか」と戸惑いの声も上がる。 
  
▽病床数を削減 
 統合を目指すのは、袋井市立袋井市民病院(病床数四百)と掛川市立総合病院(同四百五十)。それぞれの「病院あり方検討委員会」の提言を受け、昨年十月に両市は協議開始に合意。有識者らでつくる「新病院建設協議会」が二〇〇八年度中に規模や経営形態などの基本構想をまとめ、正式な協定書を結ぶ計画だ。 
 両市の検討委でメンバーを務めた浜松医科大の寺尾俊彦(てらお・としひこ)学長は「質の高い医療維持のため、病床数を減らすことが大事」と指摘。提言は現行の計八百五十床から五百-六百床への集約を求める。 
  
▽病院建て替え迫る 
 総務省によると、経営悪化などで自治体病院の統合は増えているが、県と市の間などが多く、担当者は「政治的な判断も絡み難しいためか、市同士の統合は聞いたことがない」と驚く。 
 両病院の場合は、それぞれ築二十年以上で老朽化が進み、数年後には建て替え期を迎える。さらに周辺の五市一町の十万人あたりの医師数が全国平均の半分ほどで医師不足が深刻。掛川市の戸塚進也(とつか・しんや)市長は「両病院が人材面で依存する大学も人手不足。現場の負担軽減につながる統合に不熱心なら、医師を引き揚げられ、病院がつぶれるという危機感があった」と決断の理由を明かす。 
  
▽建設場所で波乱も 
 一方で、袋井市がごみ処理などを掛川市とは反対の西側の磐田市などと共同で行っているのに対し、掛川市は逆に東側の菊川市などと結び付きが強く「掛川は隣だが市民同士の交流もあまりない」(袋井市職員)。 
 昨年十一月、掛川市の市民グループが単独での存続を求める一万三千人分の署名を市長に提出。袋井市民病院に通う女性(79)も「今の場所から移れば遠くて通院は無理。地元の診療所に変えるしかない」と不安げだ。 
 建設場所をめぐっても「菊川市なども含めた広域的な医療拠点という視点が必要で、掛川総合病院の場所が最適」(掛川市議)、「二つの市で造るのだから中間地点が常識」(袋井市民病院幹部)と両市の思惑は異なる。協議会委員の一人は「同床異夢。大きなハードルがいくつもある」と先行きを案じている。