掛川市・袋井市新病院建設協議会設置・・・・船頭多くして 船山に登る・・各界各層網羅した空前の大協議会!

 


『掛川市・袋井市新病院建設協議会設置・・・・船頭多くして 船山に登る・・各界各層網羅した空前の大協議会!』 

公立病院改革ガイドラインが期待している進め方をよく読んで欲しい!  
文化の異なる経営の合体は病院関係者以外の行政・議会などが中心になって方向決めるのはほとんど空中分解。病院関係者が協議会の過半数占めているなら格別。会社の合併を株主総会を頻繁に開いて合併事務を進めるようなものである。 
建設協議会は 総論賛成各論反対で奇跡的にまとまっても 2病院関係者の完全な共通認識できなければ医師・看護師が立ち去り 豪華病院計画だけがむなしく残る事になろう。 

そもそも改革プランの策定・検証・評価・公表は 医療関係者が 過半数占める委員会で進める事が期待されている。 

2病院の関係者の合意を 合体した独立行政法人の理事会に任せる。協議会は独立行政法人の諮問機関としてサポートする。広域連携 事務組合などは不可である事。協議会構成員が 統合病院経営に継続して関与するのか? 


再編・ネットワーク化に係る留意事項(以下ガイドライン抜粋) 

再編・ネットワーク化に係る計画の策定に当たって特にに留意すべき点は以下のとおりである。 

1) 二次医療圏等の単位での経営主体の統合の推進 

二次医療圏内の公立病院間の連携を強化し、ネットワーク化の実を上げるためには、これらの公立病院の経営主体を統合し、統一的な経営判断の下、医療資源 
の適正配分を図ることが望ましい。したがって、再編・ネットワーク化に係る計画には、例えば 

①関係地方公共団体が共同して新たな経営主体として地方独立行政法人(非公務員型)を設立し、当該法人の下に関係病院・診療所等を経営統合する、 

②関係地方公共団体が共同して関係病院・診療所の指定管理者として同一の医療法人や公的病院を運営する法人等を指定し、当該法人の下に一体的経営を図る等の方策を盛り込むことが期待される。 

なお、一部事務組合方式による場合には、構成団体間の意見集約と事業体としての意思決定を迅速・的確に行うための体制整備に特に留意する必要がある 


報道記事1 

2007.12. 4 掛川市・袋井市新病院建設協議会設置について 
 結論) 
掛川市・袋井市新病院建設協議会を設置し12月26日から協議を開催することの報告がされた。委員は36名。1号委員市長、2号委員議長、3号委員市議会議員、4号委員病院長看護部長、5号委員医師会、6号委員経済界、7号委員市民代表、8号委員浜松医大学長や名大、県関係者など有識者、計36名 


静岡県掛川、袋井市/市立病院統合/三菱総研で基本構想、09年内に建設地など具体案 
2008.01.25 日刊建設工業新聞   
  
静岡県掛川市と袋井市は、掛川市立総合病院と袋井市立袋井市民病院の統合移転新築について協議を開始した。掛川市に事務局を置く新病院建設協議会はこのほど、基本構想策定業務を三菱総合研究所(東京)に委託した。3月末にマスタープランをまとめ、新病院検討のたたき台とする。そして09年度に基本計画をまとめ、具体的な建設準備に着手する予定だ。 

 両市の市民病院は建設後25年以上を経過し老朽化しているうえ、医師、看護師の慢性的な不足もあり、中東遠地域の医療圏域のあり方を検討した結果、地域の中核的な病院を設立する方向が固まり、07年12月末に両市の市議、医療関係者、市民代表ら36人で構成する新病院建設協議会を発足させ、会長に佐古伊康しずおか健康長寿財団理事長(元県立総合病院長)、副会長に寺尾俊彦浜松医科大学長と松尾清一名古屋大医学部付属病院長をそれぞれ選出した。 

 09年12月までに新病院の将来像や規模、建設場所、建設時期、経営形態などを決めるという。 

 2月1日に袋井市で2回目、3月26日に掛川市で3回目の協議会を開き、国内医療の状況、公立病院の現状や中東遠地域の見通しなどについて協議する。 

 その後、市民説明会などを開き、早ければ7月に新病院の将来像、8月に建設規模、11月に経営形態と建設時期をそれぞれ確認し、12月までに5項目の最終確認を行う。 

 さらに、09年1~3月の間に両市議会に最終確認案を提出し可決後、両市長が協定書を締結するスケジュールとなっている。 

 異なる市同士の市立病院統合は全国初のケースとされ、自治体病院再編の好事例として注目を集めそうだ。 

 【掛川市立総合病院】掛川市杉谷南1丁目地内に1984年移転新築。病床数450床、22診療科目。職員数583人。 

 【袋井市民病院】袋井市久能地内に1979年開院。病床数400床、19診療科目。職員数501人 
  


報道記事2 
「同床異夢」ハードル高く 静岡 市立病院同士で統合協議 
2008.01.26熊本日々 新聞 
 静岡県中西部で隣り合う袋井、掛川両市が市立病院を統合しようと協議を始めた。病院の老朽化や医師不足などから踏み切ったが、異なる市の市立病院の統合は「対等合併」としての難しさもあり先行きは不透明だ。 

 統合を目指すのは、袋井市立袋井市民病院(病床数四百)と掛川市立総合病院(同四百五十)。それぞれの「病院あり方検討委員会」の提言を受け、昨年十月に両市は協議開始に合意。二〇〇八年度中に経営形態などの基本構想をまとめ、正式な協定書を結ぶ計画だ。 

 両市の検討委でメンバーを務めた浜松医科大の寺尾俊彦学長は「質の高い医療維持のため、病床数を減らすことが大事」と指摘。提言は現行の計八百五十床から五百-六百床への集約を求める。 

 総務省によると、自治体病院の統合は増えているが、県と市の間などが多く、担当者は「政治的な判断も絡み難しいためか、市同士の統合は聞いたことがない」と驚く。 

 両病院は、それぞれ築二十年以上で老朽化が進み、数年後には建て替え期を迎える。さらに十万人あたりの医師数が全国平均の半分ほどで医師不足が深刻。掛川市の戸塚進也市長は「両病院が人材面で依存する大学も人手不足。現場の負担軽減につながる統合に不熱心なら、医師を引き揚げられ、病院がつぶれるという危機感があった」と決断の理由を明かす。 

 一方で、反対意見もある。昨年十一月、掛川市の市民グループが単独での存続を求める一万三千人分の署名を市長に提出。袋井市民病院に通う女性(79)も「今の場所から移れば遠くて通院は無理。地元の診療所に変えるしかない」と不安げだ。 

 建設場所をめぐっても両市の思惑は異なる。協議会委員の一人は「同床異夢。大きなハードルがいくつもある」と先行きを案じている。