佐賀県武雄市民病院  地域医療を考えるシンポジウム「公立病院の役割と課題」で「公立病院改革ガイドライン」について「命の問題は公的にやらなければいけない」など、疑問が投げ掛けられた・・・



『佐賀県武雄市民病院  地域医療を考えるシンポジウム「公立病院の役割と課題」で「公立病院改革ガイドライン」について「命の問題は公的にやらなければいけない」など、疑問が投げ掛けられた・・・7月19日のセミナーで反論させていただきますが 発言者(不明)はガイドラインQ&Aを読んでおられないようである』 


地域医療シンポ:武雄市に批判の声--佐賀 /佐賀 
2008.06.22毎日新聞   
  

武雄市民病院の民間移譲を巡る市の手法に批判が強まる中、地域医療を考えるシンポジウム「公立病院の役割と課題」(県地方自治問題研究所など主催)=写真=が21日、佐賀市内であった。シンポでは、同病院の移譲も取り上げられ「強引なやり方が医師の退職につながった」などの意見が出た。 

 シンポジウムには、武雄杵島地区医師会の古賀義行会長や県健康福祉本部の佐藤敏行本部長ら5人のパネリストが壇上に上がり、約350人が参加。 

 古賀会長は、市民病院移譲について「周辺に相談なく民間移譲を強引に進めている」と市の姿勢を批判。そのうえで「(移譲で)目標を失った大量の医師が辞めてしまった。きちんと議論されていないことが大変な事態を招いている」と訴えた。一方、佐藤本部長は「県には限界がある」と、国に人材や予算面での支援を求めた。 

 また、総務省が経営効率化などを求めて示した「公立病院改革ガイドライン」には「命の問題は公的にやらなければいけない」など、疑問が投げ掛けられた。 

 これに先立ち、松江総合医療専門学校(島根)の関龍太郎学校長が講演。国が06年に公表した2025年の医療費の見通し(65兆円)が94年の試算の半分以下となったことなどを指摘し、「生死にかかわる場合でも金がないから医者にかかれないということが起こりうる」と訴えた。 

 また、佐賀広域消防局の救命士は、県内の救急告示病院が10年前より13減って56カ所となった現状を述べた。【関谷俊介】 


(医科ガイドラインQ&A抜粋) 

2.公立病院改革の目指すもの 
(1)基本的な考え方 
Q3 
公立病院改革を進める意図は何か。 

A3 今般の公立病院改革の究極の目的は、改革を通じ、公・民の適切な役割分担の下、地域において必要な医療提供体制の確保を図ることにあると思料。具体的には、各公立病院がその地域で担うべき医療を適確に実施していけるよう、必要な医療機能を整備するとともに、経営の改革を進め、持続可能な公立病院を築き上げることにある。 

Q4 
病院経営は「医療の質の向上」と「健全経営」が両輪となって運営されるべきであり、経営効率化のみの視点だけでは現場の士気が上がらないのではないか。 

A4 公立病院改革の究極の目的は、地域において必要な医療提供体制の確保を図ることにあると考えており、ご指摘の両輪で進めていくべきことは当然である。しかしながら、一方で経営効率化を軽視すると病院の経営が成り立たず、結局地域の医療提供体制に支障が生じてしまうことにもなりかねないことに留意が必要と考える。