『6月19日 南伊豆町 共立湊病院の存続を願っての講演の 冒頭ご挨拶です』



『6月19日 南伊豆町 共立湊病院の存続を願っての講演の冒頭ご挨拶です』 


①本日お話させていただく事 

泰平の夢を 破った黒船の到来です。共立湊病院が建物だけ 残って医師がいなくなる日が確実に近ずいています。 
南伊豆は地域医療振興協会の志の高い医師の皆さんの献身的努力に甘えてきた10年であったと言わざるを得ません。 

適者生存 チャールズ・ダーウィンの進化論・「強い者が生き残れるのでなく・環境に適応できた者が生き残れる」・・地域医療の経営環境は様変わりしているのです。 


南伊豆の失われた5年間 病院が消える現実を多くの市民は他人事でした。病院勤務の医師が消えてゆく全国の深刻な現状をVIDEOで見ていただきました。 

 全ての公立病院は存続を望むなら本年度中に 総務省のガイドラインに即して改革プランを策定しなければなりません。 

1市5町の共同経営の時代は終わりました。機動性ある シンプルな責任経営組織の選択が本年9月までに 決断される必要があります。 

建設・場所・規模などの建設検討委員会は即中止してください。(・・多くの意見の新決定機関への具申は当然) 

まずすべき事は 意思決定機関の新設であり 新機関に全てを委ねるしか選ぶ道はありません。 


②医師派遣・巡回・通勤ヘリは 空飛ぶタクシーです・・貧乏な1市5町の財政に期待出来ません。 

 首都圏の都市部に 師弟の教育などのため 非常に多くの医師が居住しています。 

東京から南伊豆まで 車・電車では片道3時間以上要します。毎日の通勤は困難です。単身赴任の永住常勤医師を求める事は無いものねだりです。 

タクシー代は 片道12万・熱海・三島からでも7万です。 
ヘリは 片道1人当たり5万です。タクシーより安いのです。しかも東京へリポートから50分です。 

通勤・回診だけでなくドクターヘリとして税金を当てにせず スイスのREGA と同じ仕組みで 住民に支えられる  ヘリ共同運用機構を ご支援ください。 

年額1億6千万の運行費を 医師の報酬に充てればと言う意見もありますが 医師はお金で来てくれるわけではありません。 南伊豆から毎日東京に通勤可能かです。夕張で私は 年俸2000万以上で医師募集しましたが1人も採用できませんでした。 
医師が勤務したい 経営にしたら医師は1000万程度で 必要な医師が確保できたのです・医師に普通の生活を保障しない限り病院から医師の立ち去りを止める事は出来ないのです 

僻地に末永く 常勤医師確保するためには 最適のアクセス選択しかありません。 
  
1市5町の皆さんと ふるさとを離れた方々に 1人年額1万円のご寄付を自治体にして欲しいのです。 
ふるさと納税でほぼ全額 翌年の確定申告で税額控除されます。