愛知県東栄町病院-医療の質を確保し さらに四千万円弱の黒字を達成

 

テレビ東京のガイヤの夜明けでお馴染みです


『愛知県東栄町病院-医療の質を確保し さらに四千万円弱の黒字を達成 
 ・・診療体制を変えたことで、本院での診察が医師二人から三人でできるように。看護師も加配でき入院の単価が上がった。夕方や日曜の診療も始め、患者数は5%ほど増えた』 

 
東栄病院 民営化初年度黒字に 職員削減などコスト減で 
2008.06.06中日新聞  
  
【愛知県】東栄町の東栄病院が、昨年度決算で四千万円弱の黒字を達成した。公設民営化の初年度で黒字化。赤字の増大で町営時代の終わりから取り組んできた経営改善の成果が、民営化で目に見える形で現れた。 

 東栄病院は二〇〇四年に最大の八千万円の赤字を計上。〇六年、町外の医療専門家らを含む改革委員会は町に公設民営化を答申した。町は夏目忠病院長を理事長とする医療法人「せせらぎ会」を設立して同会が経営を引き継いだ。 

 病院は職員を削減するなどしてコスト減と患者確保に努めた。民営化で職員の福利厚生面の負担が減り、減価償却費も町の負担になり、初年度から黒字決算となった。 

    ◇ 

 『みんな少しの我慢必要』 

 原田東栄病院事務長に聞く 

 東栄病院の原田典和事務長(60)に、経営努力の詳細や今後の課題を聞いた。(聞き手・日下部弘太) 

 -費用を減らすための取り組みは 

 町中心部の下川診療所の診療を午前から午後に変え、本院から医師や看護師を派遣する体制にするなど、職員を五、六人少なくした。機器の保守点検など委託費用も交渉でできる限り抑えた。 

 -医療の質は確保できましたか 

 診療体制を変えたことで、本院での診察が医師二人から三人でできるように。看護師も加配でき入院の単価が上がった。夕方や日曜の診療も始め、患者数は5%ほど増えた。一方、診療所の診察を午前中に戻してほしいという要望は今もある。 

 -民営化するとすぐに変わるのでしょうか 

 経営改善は一朝一夕にはできない。二〇〇五年から三年掛けて今の体制にした。 

 -職員の待遇は 

 中には給与が減った人もいる。地域医療への志が高い医師ばかり。なるべく平日に受診し、夜間はまず電話してもらうなど、医師の負担軽減に住民も協力してほしい。みんなが少しずつ我慢する必要がある。