『地域医療を支えるのは、高度な医療設備を整えることではなく、健康や医療に関心を持つ住民意識』 地域には予防医療重要*夕張の村上医師*国会で議員に講演

 

 夕張希望の杜理事長 村上智彦氏

『地域医療を支えるのは、高度な医療設備を整えることではなく、健康や医療に関心を持つ住民意識』 

地域には予防医療重要*夕張の村上医師*国会で議員に講演 
2008.05.30 北海道新聞     

 夕張市立診療所を経営する医療法人財団夕張希望の杜(もり)の理事長で、医師の村上智彦さん(47)が二十九日、国会内の超党派の議連の会合で講演した。村上さんは、病気の大半が生活習慣病であるとして「地域医療を守るために、生活習慣の改善など、予防医療の充実が不可欠」と強調した。 

 議連は、医師不足対策などを検討する「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」で、与野党の約二十人が参加した。 

 村上さんは、医師不足の背景に、健康を自ら守る意識に乏しい患者の対応に、医師が疲弊している現状があるとも指摘。「地域医療を支えるのは、高度な医療設備を整えることではなく、健康や医療に関心を持つ住民意識だ」と強調した。 

2008年5月29日(木)17時~18時 
会場 参議院議員会館 特別会議室 

司会 鈴木 寛 参議院議員 
会長 尾辻秀久 参議院議員(挨拶) 

講演 村上 智彦夕張市立診療所指定管理者 
   医療法人夕張希望の杜 理事長 

閉会挨拶 仙石 由人 衆議院議員 

総務省 青木 信之 自治財政局財務調査課長 
総務省 濱田 省司 自治財政局公営企業課 地域企業経営企画室長 


(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟) 

お産難民に象徴される産科医療・小児医療の崩壊、救急重症患者のたらい回しの急増、麻酔科医不足や外科志望者減少による外科手術体制の衰退懸念、訴訟・訴追リスク増大による萎縮医療の蔓延、地域医療従事者の確保難など、崩壊の危機に瀕するわが国の医療現場を立て直し、すべての国民の生命と健康を守る適切な医療提供体制の再構築を図るため、国民的な議論の喚起と必要な政策の実現を図ることを趣旨として、超党派の国会議員による、議員連盟を設立する。 

現在の国会議員メンバー数=150名