とちぎ地域医療/佐野市民病院/指定管理者への市の赤字補てん/年7億円限度で合意/看護・介護職不足懸念も


『佐野市民病院・指定管理者への赤字補填はガイドラインが 「赤字予算を前提とした経営を否定している」事を無視している。9年6月間も赤字が 続く事を前提としている協定である事を堂々と宣言しているのは 地方公営企業法違反である』 

とちぎ地域医療/佐野市民病院/指定管理者への市の赤字補てん/年7億円限度で合意/看護・介護職不足懸念も 
2008.05.24下野新聞   
  
指定管理者制度導入で再建を目指す佐野市民病院(二百五十八床)問題で二十三日、同市が会見し、焦点となっていた指定管理者候補の医療法人への赤字補てんは年間限度額七億円で合意したことを明らかにした。 

指定期間は十月一日から九年六カ月間で、補てん額は二年ごとに見直していく。また市が行った職員面談で看護、介護職の三割が病院に残らない意思を示し、運営に影響が出ることも分かった。 


指定管理者制度( 豊浦病院) 

( 1) 協定金額 

政策医療の赤字部分については、指定管理者に対して補助が必要な場合もあるが、現在の協定では、赤字相当部分の把握ができない。政策医療の赤字相当額を適切に算定し、協定金額に反映させる必要がある。 

( 2) 投資 

現在の協定によると、投資の大半について下関市の承認手続が必要となる。民間医療機関のノウハウが十分活かされず、かえって経営の効率性が損なわれる可能性がある。指定管理者の投資権限を拡大して適時投資を可能とする一方で、それに見合う責任を課すことも解決策のひとつと言える。 

次に、指定期間の終了間近であっても、適切な投資の実行とそれを利用した医療サービスの提供がなされる必要がある。市及び山口県済生会のいずれにも属さない第三者によるモニタリングを実施し、その結果を開示する必要がある。 

( 3) モニタリング 

財務面のモニタリングに加えて、医療サービスの品質面におけるモニタリングを強化する必要がある。 
モニタリング結果は、適切にフィードバックされる必要がある。政策医療の実施に係るモニタリング結果は、補助金算定の際に考慮する必要がある。 
さらに、市民がモニタリング結果を閲覧できるように、モニタリングの実施及び結果の開示が必要である。. 



 市は限度額七億円について、同病院の二〇〇六年度決算を基に、新体制で六億四千万円の赤字が出るとの試算を根拠にしたと説明。経常損益の赤字分を補てんするもので、七年後には黒字転換を目指すという。 

 また、いったん整理退職となる職員で個人面談を受けた二百十五人のうち、引き続き医療法人で勤務する意思を示したのは百二十五人だったと述べた。うち看護職は七十三人、介護職は二十八人にとどまり、市は「このままでは新規の入院患者、老健施設の入所者を制限していくことになる。新規募集をし、職員にも再考を促したい」とした。 

 県内の自治体病院で初の指定管理者制度導入を目指す同病院は、医師不足などが原因で〇三年度から毎年約八億-十一億円を市の一般会計から繰り入れ、市の財政を圧迫する要因になっている。昨年から医療法人財団「青葉会」(東京世田谷区)を指定管理者候補として交渉を続けてきた。 

 同病院は昨年三月末で常勤医がゼロになる危機に陥った。現在は五人。 

指定管理者制度( 豊浦病院) 

( 1) 協定金額 

政策医療の赤字部分については、指定管理者に対して補助が必要な場合もあるが、現在の協定では、赤字相当部分の把握ができない。政策医療の赤字相当額を適切に算定し、協定金額に反映させる必要がある。 

( 2) 投資 

現在の協定によると、投資の大半について下関市の承認手続が必要となる。民間医療機関のノウハウが十分活かされず、かえって経営の効率性が損なわれる可能性がある。指定管理者の投資権限を拡大して適時投資を可能とする一方で、それに見合う責任を課すことも解決策のひとつと言える。 

次に、指定期間の終了間近であっても、適切な投資の実行とそれを利用した医療サービスの提供がなされる必要がある。市及び山口県済生会のいずれにも属さない第三者によるモニタリングを実施し、その結果を開示する必要がある。 

( 3) モニタリング 

財務面のモニタリングに加えて、医療サービスの品質面におけるモニタリングを強化する必要がある。 
モニタリング結果は、適切にフィードバックされる必要がある。政策医療の実施に係るモニタリング結果は、補助金算定の際に考慮する必要がある。 
さらに、市民がモニタリング結果を閲覧できるように、モニタリングの実施及び結果の開示が必要である。.