健全経営を誇る豊川市民病院長・佐々木信義さん の切なる願いを豊川市は早急に受け止めて 建設地・建設時期を明確にすべきである。 新城市から押し寄せる患者をも吸収して 頑張っている!ガイドラインに即して 選択と集中のモデルとして 1日も早く新築される事を心から願う・・超優良病院がまさかになる日が近い



『健全経営を誇る豊川市民病院長・佐々木信義さんの切なる願いを、豊川市は早急に受け止めて 建設地・建設時期を明確にすべきである。 
新城市から押し寄せる患者をも吸収して 頑張っている!ガイドラインに即して 選択と集中のモデルとして 1日も早く新築される事を心から願う・・超優良病院がまさかになる日が近い』 


この人に聞きたい:健全経営を誇る豊川市民病院長・佐々木信義さん /愛知 
2008.05.19毎日新聞  
  
患者の減少などによる赤字や医師不足のため全国で多くの自治体病院が危機に直面している。そんな中、豊川市民病院は94年度から黒字を計上し、病床利用率も97年度から100%を超える。優良病院として総務大臣表彰を受賞するなど健全経営を誇る。約600人の職員の先頭に立つ佐々木信義院長(64)に尋ねた。【中島幸男】 

 ◇カギは各部門の協力 指導医受け入れで研修医も集まる 

 ――07年度の収支も決算見込みで06年度(約1億2700万円)並みの黒字になりそうで、利用率も103・9%の見込み。 

 診療科ごとにベッド数が配分してあるが、空いているベッドは科に関係なく使うようにしている。今ではそんなに珍しくないことだが、前々院長時代の10年くらい前に導入した。一般病床は339床あるが、1日平均約50人が入退院しており、1割以上の人が回転するから、医師、看護師とも大変だ。 

 ――ベッドの有効利用はすんなりいった? 

 5年くらい前から利用率が上がってきた。救急などで患者さんが入ってくると、部屋どころか病棟を代わってもらうこともある。患者さんには「すいません」とお願いしている。ほとんど苦情もなくなり、理解してもらっていると思う。内部的に言えば、この管理を任せている看護部長が一番苦労している。 

 ――特別なノウハウでも? 

 各部門の垣根がなく医師、看護師、検査師など互いの協力態勢ができている。一言で言えば仲がよい。もちろん無駄な支出がないよう厳しくチェックしているが医療機器は現場の希望をできるだけ取り入れている。 

 ――医師不足に苦しむ自治体病院が多い中、5年間で常勤医師が7人、研修医も9人増えた。 

 医師は名古屋市立大、藤田保健衛生大、愛知学院大、浜松医科大から派遣を受けている。大学がこの病院の忙しさを理解してくれているし、大学と密に連絡を取っている。双方のつながりを強固にするため研修が終わった医師に医局に戻ることを勧め、研修医の教育のために大学には指導医の派遣をお願いしている。指導医がいると研修医も集まる。いい循環で回っている。現在、病院は38学会から認定医・専門医施設として認定を受けている。今は大学で博士号を取るより専門医志向が強く、これも魅力の一つかもしれない。 

 ――昨年の市長選で市長が代わり、新しい市立病院の建設予定地が白紙になった。 

 病院の主要施設の中には約50年前に建設された診療棟もある。外来は1日約800人を想定したのに今は1400人近い。診察室、手術室など足りないものばかりで頑張りも限界にきつつある。 

 ――名市大の学長が今年中に建設地が決まらないと医師の派遣が保証できないと言っているが。 

 このままでは労働環境は悪化するばかりで医師を引きとめておくことが難しくなる。建設地や建設時期がはっきりすれば現場も希望が持てるのだが。 

……………………………………………………………………………………………………… 

 ■人物略歴 

 ◇ささき・しんぎ 

 山形県生まれ。70年名古屋市立大卒。同大講師などを経て91年、外科主任部長として豊川市民病院へ