宮城県 塩釜市立病院 改革に漸くスタート 


『宮城県 塩釜市立病院 改革に漸くスタート 過去の行動から見て期待感ゼロ!破綻一直線に突入!失われた10年間! 
 不良債務  21億なのに 6月間も審議するという・・・反省がほとんど感じられない塩釜市の不作為を厳しく指摘する・・9年前自治省から派遣され具体的に詳しく助言させていただいた。 それを受けて 12年から5年間の経営健全化計画を策定したが 全く改革実行しなかった。・・18年6月 議会で 収入が22億から17億と5億も減り 人件費率が63・7%から73%になったので 給与制度の見直しをする と 市は 答弁している・・・絶望的な市である。 

以下過去の市議会議事録より抜粋(長隆他派遣に触れている) 

11年にも当時自治省のいわゆる公営企業の診断を実質的なアドバイザーの診断を受けたのかなと。このアドバイザー制度というのは、平成7年に当時自治省時代に発足をしているのであります。したがって、11年にこれの診断を受けたとすれば、もう1回ぐらい情勢の変化があるわけでございますし、12年に出した再建計画、健全化計画、さらには14年、15年に出した計画も相当変わっておるわけございますし、また今回の緊急プランが具体的に進展しているようでありますけれども、どうなるかわからない状況からいったら、もう1回このアドバイザーの診断を受けたらどうだろうかと、こう思っているわけであります。 
というのは、塩竈市もかつて2回ほど再建団体の事業団体・・・以下略』       
  
    

足報ワイド/市立病院存続へ正念場(塩釜市)/不良債務削減へ改革審設置 

2008.05.04 河北新報 

「公立」の必要性明確化を 

 塩釜市立病院が、公立病院として存続できるかどうかの正念場を迎えている。塩釜市は今月、21億円の不良債務を抱える市立病院の経営改革審議会を設置、外部専門家らが経営形態見直しを含めて10月に答申を出す。 

 国は公立病院改革ガイドラインで自治体に改革プラン策定を義務付けた。審議会の答申を受け、市が基準を満たす改革プランを作れば、8億円の公立病院特例債の起債が認められ、不良債務削減の道筋が見える。 

 県が昨年12月にまとめた市立病院の課題報告書では、医業収益で不良債務を割った不良債務比率が2005年度は136.5%で全国4位だった。夕張市立病院など上位3病院はその後、民間譲渡や診療所化が行われ、残る公立病院では全国ワーストだ。報告書で県は助言として、病院の廃止、縮小、公設民営化の3つのシナリオを示した。 

 市にとっても08年度決算から適用される自治体財政健全化法に対応するため、病院を含めた連結決算の改善は急務。市全体の07年度決算見込みの連結実質赤字比率は13%台で、財政破たんへの黄信号を示す早期健全化基準の18.1%は下回った。とはいえ、税収の回復は望めず予断を許さない財政運営が続く。 

 市立病院は塩釜地区で唯一の公立病院で、市は救急医療などを行う中核的役割と位置付ける。一方、県の第5次医療整備計画では、塩釜医療圏は4月から仙台医療圏に統合された。 

 塩釜地区は民間総合病院も6院あり、総病床数は県の医療計画の基準を上回る。地元経済界からは「民間病院があり、医療機関が充実している仙台も近い。市が病院経営をする必要はない」との声も強い。 

 今後、公立病院特例債が認められても償還期間は7年、負担の先送りにすぎない。県が助言した廃止、縮小、公設民営化案のいずれも不良債務の清算は避けられず、最後は市民の負担となる。市民の理解を得るには、地域医療の中でなぜ公立病院が必要なのか、役割を明確化する必要がある。 

 市は審議会の委員11人を有識者や地元医師会に委嘱した。1人だけの市民代表は市立病院OBが選ばれた。医療に詳しい人を選んだと市は説明するが、市民の関心・理解を深めるには市民代表を増やすことも必要ではないか。 

 14日に始まる審議会は原則公開で議事録も公開する。中間報告を市民にも周知するという。公立病院改革には、市からの十分な説明と市民の積極参加が不可欠だ。(塩釜支局・阿部信男)