地域医療を担う医師・・・かかりつけ医ではなく、「総合医」と呼ぶことがふさわしい・・日本医師会は同列に扱っていたが・・・



『地域医療を担う医師・・・かかりつけ医ではなく、「総合医」と呼ぶことがふさわしい・・日本医師会は同列に扱っていたが・・・』 


国保中央会 研究会報告書を公表――総合医に求められるのは6点 
2008.04.07 薬事ニュース  
  
報告書は、同研究会委員と関連する団体の推薦に基づいて選定した医師266人に対するアンケート調査の結果と回答を得た医師156人の中から選出した17人に対する訪問ヒアリングの結果を踏まえて取りまとめたもの。研究会は、2つの結果から分かったこととして、今回調査の対象となった 
地域医療を担っている医師には、 

(1)日常的な疾患(コモン・ディジーズ)に対応し、プライマリ・ケアを実践している 

(2)他の専門的な医療機関等を適切に紹介することができる 

(3)地域において疾病予防や健康相談を含めた健康づくりを行っている 

(4)患者や地域住民の生活状況をよく把握している 

(5)時間外・夜間の対応を積極的にしている 

(6)往診や在宅医療に積極的に取り組んでいる――の6つの共通点があること。 

また、活動の特徴として、 

▽専門分野に偏らずほとんど全ての日常的な疾患に対応していること、 

▽患者の状況を総合的に判断して適切な医療を行っていること、 

▽患者・家族や地域住民の生活を支えていること、などが挙げられるとしている。 
  
以上の結果を踏まえ、地域医療を担う医師像とは、今回調査の対象となった医師に共通していた6点などを兼ね備えた人物であると総括。 

またその呼び名については、巷間いわれている「かかりつけ医」ではなく、「総合医」と呼ぶことがふさわしい、と結論づけた。 


かかりつけ医 【かかりつけい】 
特定の疾患の専門医ではなく、日頃から患者の体質や病歴、健康状態を把握し、診療行為のほか健康管理上のアドバイスなどもしてくれる身近な医師のこと。常日頃から患者の状況をくわしく把握しているので、いざというとき適切に対応し、対応が困難な場合は専門医を紹介してくれる。病気にならないための、予防医学という観点からも重要な役割を果たしている。 

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