勤務医中心の医師会設立へ 過重労働などで問題提起 病院の勤務医を中心にした医師会「全国医師連盟」が、今年夏までに誕生  全国的な医師不足と勤務医の過重労働について問題提起。・・・


『勤務医中心の医師会設立へ 過重労働などで問題提起 病院の勤務医を中心にした医師会「全国医師連盟」が、今年夏までに誕生  全国的な医師不足と勤務医の過重労働について問題提起。・・・  開業医の団体である日本医師会に勤務医部会はあるが適切な対応がされてこなかった事に多くの勤務医が立ち上がったという事であろう・・病院団体も大きなものでも4団体あるが最近統一行動し始めた。結果的に中医協委員に2名獲得は大いなる前進であった。再診料の病・診統一などで見込が出てきた。・・・全国医師連盟に共感する勤務医は多いであろう。活発な行動は歓迎, ただし、日本医師会・地区医師会内部でも同様に諦めず行動しないと政府の厚い壁を壊せない 』 


過酷労働…医療崩壊の危機 勤務医ら新団体設立へ 
2008.01.14産経新聞   
  
医師不足の深刻化などによる医療の崩壊を食い止めるためには医師の労働環境改善などが必要だとして、全国の勤務医を中心としたグループが新たな医師団体の設立を計画し13日、東京都内で総決起集会を開いた。 

 グループは「全国医師連盟設立準備委員会」(黒川衛代表世話人)。会員は現在約420人。勤務医が中心だが、一部開業医もいるという。今年5-7月ごろに1000人規模での設立を目指す。 

 集会には100人余りが参加。「医療崩壊」の著書がある小松秀樹医師が「医療費抑制政策や医療安全を求める声の高まりの中、勤務医の労働環境は限界に達している。勤務医の利害を代弁する組織が必要だ」とあいさつした。 

 長崎県西海市の勤務医でもある黒川代表世話人は「医師は疲弊し、病気の人を助けたいというモチベーションが低下している。医療を再生するため、医師が現場から声を上げていかなければならない」と、新団体への参加を呼び掛けた。 

 準備委員会は、日本医師会を「開業医の利益団体」と批判。厚生労働省が検討している医療事故調査委員会に対しては「責任追及に主眼が置かれている」として、反対の署名活動を進める。労働環境改善のため医師が個人加盟できる労働組合の設立も計画している。 


医知場バックヤード(ブログ・・共感するも 医師会内部でも 大きな声を!・・・)

2008年、春、病院で働く勤務医を中心とした団体が立ちあがる。全国医師連盟という組織で、驚いたことに発起人は同じ大学の医局で働いていた先輩だ。 

医師には日本医師会という昔からの団体があり、診療報酬の交渉などにも圧力団体として関わってきた。医師会の幹部はほとんどが開業医で、高齢である。若い勤務医には、硬直した組織、開業医中心の方針は受け入れ難いだろう。そこで、勤務医の団体を立ち上げようという気持ちは理解できる。 

しかし、日本の医療が崩壊に向かう今、医者同士が細かく分断されてはいけない。勤務医の団体をつくるのは結構だが、医師会には加入し、医師全体、医療全体を考える場所としての医師会を育てるために発言してほしい。 

私は、勤務医の一人として全国医師連盟の取り組みに拍手を送りたい。しかし、大きな変革のためには、懐に飛び込む勇気も必要だ。