鹿児島県福元俊孝県立病院事業管理者・・・「代診医制度を充実し、離島へき地医療に熱意を持つ医師の疲弊を防ぎたい。

 
 鹿児島県福元俊孝県立病院事業管理者・・・「代診医制度を充実し、離島へき地医療に熱意を持つ医師の疲弊を防ぎたい。研修もきちんとバックアップし、地域医療を実践しながらのキャリア形成が魅力ある医師養成コースの一つになれば」と話している・・。』 


県立4病院に離島・へき地支援の総合診療科/診療所不在時、代診医を派遣=鹿県、来月から 
2008.03.11南日本新聞社   
  
鹿児島県は四月から、県立姶良病院を除く四つの県立病院に、離島・へき地医療を支援する総合診療科を設置する。県内二十三カ所の公設へき地診療所勤務医のうち、十人を総合診療科所属の診療所勤務とした上で、学会などで診療所が不在になる場合、同科がメーンとなって代診医を派遣する。 

 県立病院課によると、新設する総合診療科は内科や外科などの診療科ではなく、院内組織としての名称。自治医大卒義務年限医師らへき地勤務医十人のほか、鹿屋医療センター一人、大島病院六人、薩南病院一人、北薩病院四人が県立病院内で同科に勤務する。 

 また二〇〇八年度から始まる県立病院群の卒後臨床研修プログラムの研修医も、同科に配属する。 

 へき地代診医については、〇二年度から霧島市立医師会医療センターが「へき地医療支援機構」として派遣・調整役を担っていたが、医師不足から事業が困難になり、〇七年度から県に移管。県立病院局では県内を北部、南西、大隅、奄美の四つの二次医療圏に分け、代診医派遣の方法を協議していた。 

 また総合診療科では、へき地医師のキャリアアップ支援も行う。へき地医師は専門的研修の場が少なく、指導医や専門医などの資格取得が難しいことから、医師不足の要因の一つにもなっていた。へき地医師が県立病院で手術を加勢したり、技術研修に参加する場も積極的につくる。 

 福元俊孝県立病院事業管理者は「代診医制度を充実し、離島へき地医療に熱意を持つ医師の疲弊を防ぎたい。研修もきちんとバックアップし、地域医療を実践しながらのキャリア形成が魅力ある医師養成コースの一つになれば」と話している。