富士市長・市議会議員は富士市立中央病院で夜間勤務を体験すべきである・・・・軽症やタクシー代わりの安易な利用が、救急医療や救急搬送の存続を脅かしている



『富士市長・市議会議員は富士市立中央病院で夜間勤務を体験すべきである・・・・軽症やタクシー代わりの安易な利用が、救急医療や救急搬送の存続を脅かしている』 



富士も医師と看護師不足、現場から深刻さ訴える-医療シンポジウム 
2008.03.08静岡新聞   
  
富士市と市医師会主催の医療シンポジウムが六日夜、同市ロゼシアターで開かれた。市内で救急医療に携わる医師や看護師、救急隊員らが、救急医療を切り口に地域医療の現状や課題を報告し、市民に理解と協力を求めた。 

 医師や看護師の不足や偏在で、同市内もスタッフ確保が困難を極め、従事者の負担増も重なり、現行体制の維持、向上が難しくなっている。地域医療の現状を市民と共有し、医師確保や体制整備へ、地域の総合力で糸口を見つけようと初めて一般市民を招いて開催した。 

 県厚生部の林敬理事の現状解説に続いて、市医師会の鈴木康将理事と市立中央病院の藤井常宏内科部長が一次、二次救急の現場を報告した。 

 例えば、深夜の内・小児科の一次救急が、一患者当たり平均四-五分の忙しさで休みなく切り盛りされている実情や、中央病院の救急当直医の超勤が最高百二十四時間に上る現状、重症事故者一人が入ると、医師四人など総勢八人が通常業務を中断して処置に当たらなければならないという、二次医療が担う責任の重さが伝えられた。 

 消防本部警防課の大村高之参事補と、中央病院救急外来の伊藤すみ子副看護長も加わった意見交換では、軽症やタクシー代わりの安易な利用が、救急医療や救急搬送の存続を脅かしている現状が報告された。利用者の心ない罵声が、医療スタッフのぎりぎりの使命感を折るケースも報告され、全員が「医療を上手に使ってほしい」と切実な声を上げた。 

 医師確保にも「特効薬はない」と悲痛な声が上がり、山田治男院長は「私の仕事の大半が医師確保。地元出身医師の情報を寄せてほしい」と協力を呼び掛けた。