夕張医療センター・・・建物の光熱水費は年間4000万円を突破する勢い。老朽化した施設の修繕費もかさみ、半年分の下水道料金500万円近くの繰り延べを市に求めるほどに経営は厳しい

『夕張医療センター・・・建物の光熱水費は年間4000万円を突破する勢い。老朽化した施設の修繕費もかさみ、半年分の下水道料金500万円近くの繰り延べを市に求めるほどに経営は厳しい』2008年3月6日 北海道新聞 


またか」。2月、夕張医療センター(19床)の佐藤友規事務局長(51)は「90万円」と記されたボイラー修理の見積書を見てうめいた。昨春、市立総合病院(171床)から公設民営の診療所に衣替えし、地域医療のスペシャリスト、村上智彦院長(46)が鳴り物入りで乗り込んだが、予想外の維持管理費に苦しむ日々が続く。 

 道内の同規模の診療所を参考に光熱水費を月250万円程度と見積もったが、総合病院だった建物の光熱水費は年間4000万円を突破する勢い。老朽化した施設の修繕費もかさみ、半年分の下水道料金500万円近くの繰り延べを市に求めるほどに経営は厳しい。 

 佐藤さんは「このままでは存続の命取りになる」と訴えるが、財政再建計画に縛られた市も身動きがとれない。 

 計画策定時には想定しなかった誤算が夕張を追いつめていく。