氷見市民病院の公設民営化、正式に発表



氷見市民病院の公設民営化、正式に発表 
2007.07.21読売新聞   

  
氷見市の堂故茂市長は20日、赤字経営が続く氷見市民病院について、来年4月から「指定管理者制度」による公設民営化に移行し、新病院を建設すると正式発表した。 

堂故市長は、指定管理者の選定状況について、「市側の態勢が整えば(引き受ける)、という業者がある」と絞られてきたことを明らかにした。 

 堂故市長は同日、市役所で記者会見し、「市民病院を今後も存続させ、地域医療を守るために決断した」と述べた。指定管理者の条件は、〈1〉地域医療への熱意〈2〉再就職を希望する現病院職員の優先採用〈3〉2010年4月開業の新病院建設への協力--などを挙げた。

 また、同日午前11時から開かれた市議会で、市側が指定管理者制度の導入を目指すことを報告。 

市議からは、「組合や市民の理解は得られるのか」「導入時期を決めた後からの報告は議会軽視ではないか」といった意見が出た。堂故市長は、「市議会と職員の理解を得ることに努めたい」と繰り返した 



『氷見市民病院 今後3年で負債14億円超 改めて「公設民営」方針』 
2007.07.19読売新聞   
  

氷見市の氷見市民病院の民営化を話し合う市行政改革推進市民懇話会が18日、同市内で開かれた。 

市側は、このまま公設公営を続けると今後3年間で不良債務が14億円以上になるとの試算を明らかにして、指定管理者制度による公設民営化で新病院建設を進める方針を改めて示した。

 懇話会には、有識者ら26人が委員として出席し、市民約50人が傍聴した。 

市は、庁内に設置した「市民病院経営改革推進プロジェクトチーム」の試算を報告。 

2009年度末の累積不良債務は、医師・看護師数が現状維持できた場合、14億3000万円、今より人手不足となると22億円で、市の財政支援の限界を超えると説明した。 

 委員からは「地域医療を支える指定管理者が見つかるのか」の質問があり、堂故茂市長は、「条件さえしっかりしていれば、氷見への進出に前向きな方もいる」と話した。 

また、病院建設については、「民営で建設費が抑えられるほか、指定管理者と建設費を折半し、市の負担も減る」と民営化に理解を求めた。 

 市では来月下旬から市内6か所でタウンミーティングを開き、市民病院について市民の意見を聞く方針だ。