公立と民間が連携 医師の相互派遣の動きが全国各地で,大きく始まったことを歓迎します

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『公立と民間が連携 医師の相互派遣の動きが全国各地で,大きく始まったことを歓迎します』(長 隆) 



東海市の2病院、公立と民間が連携,医師の相互派遣、協議へ=愛知 
2007.06.13読売新聞   
 全国的に医師不足が深刻になるなか、東海市民病院(東海市)と東海産業医療団中央病院(同)は、公立と民間の枠を越え、医師の応援など連携態勢の構築に向けて協議を行う方針を固めた。 

 こうした動きは全国的にも珍しく、累積赤字を抱える三重県の桑名市民病院で専門家らで作る検討委員会が民間病院との経営統合案を打ち出し、同市が2009年度の統合を目指して動き出した例があるが、愛知県医務国保課によると県内では初めてという。 

 東海市民病院によると、時間外の救急患者の入院、外来の受け入れは年々増加しており、02年度の計約6400人から、昨年度は約9000人にまで増えた。一方、当直医は13人で対応、ほかの病院からも応援を受けている。常勤医がいない科もあり、医師確保が課題になっている。 

 新日本製鉄など名古屋南部臨海工業地帯の企業が設立した医療法人の中央病院も、整形外科や産婦人科で医師が確保できず、休診となったり、お産も取り扱いが中止になったりした。 

 同市民病院では、中央病院からの連携協議の申し入れを受け、両者で7月をめどに協議会を設置し、医師の相互応援態勢などについて話し合うことにした。 

 連携の具体的な枠組みは未定だが、常勤医がいない診療科について相互に医師を派遣し、補充し合うことも検討する。 

 同市民病院事務局の鰐部重久次長は「統合も選択肢の一つだが、どうなるかはまだ白紙。地域医療の再構築を目指し、協議を重ねていきたい」と話している。