公約に掲げた情報公開は進むのか。夕張市役所全体を見回しても、まだオープンになった印象は薄い

 

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『公約に掲げた情報公開は進むのか。夕張市役所全体を見回しても、まだオープンになった印象は薄い・・夕張市の改革は本当に進むのか懸念される・・総務省が直接職員を派遣しているのだから しっかりガラス張り改革を監督してもらいたい・・』(長 隆) 


読売新聞の報道に愕然とした。非公開で審議するなど、トンでもない!政府の経済財政諮問会議の、透明性を見習って欲しい。 

藤倉市長に助言する。『制約を乗り越えるためには全て公開・更に記者会見を頻繁に開いて マスコミの支援を受けることです』 


夕張発 新体制の課題 市長の「改革」自ら公開を 
2007.06.07 読売新聞 
 5月下旬、藤倉肇・夕張市長は記者会見し、こんな話をした。「市長室を訪れた友人が『選挙中はにこやかだったのに、目が笑ってませんね』と言うんだ」。市長に就任し、顔付きが変わったという。 
 笑顔が消えた理由は、制約だらけの現状だった。「下水道が壊れても、修理代はありません、でしょ。やりたいことを何もできない」「国も道も本当に再生を考えているのか」 


 この市長の不満には、「市長になる前から分かっていたこと。不満の前にすることがあるのでは」(60歳代男性)と批判的な見方もある。記者会見の要望になかなか応じず、就任1か月を前にようやく開いた会見だった。 
 公約に掲げた情報公開は進むのか。市役所全体を見回しても、まだオープンになった印象は薄い。温泉施設「ユーパロの湯」など観光施設の委託先を決める選定委員会は、詳細な議事録を後で公開することにはしたが、委員会自体は非公開のままだ。 
 改革を目指す市議会にも、首をかしげざるを得ないことがある。行政常任委員会が「ユーパロの湯」の委託先選考結果について話し合ったときも、紛糾すると「答弁調整」と称し、全議員と市側が席を立って非公開の別室に移った。その間38分。昨年も、よく見られた光景だ。別室の話し合いの内容は、当然、議事録に残されない。 


 一方で、藤倉市長は6月から毎週金曜日に新たな取り組みを始めた。札幌などから毎週違った講師を招き、講演をしてもらう自由参加の勉強会だ。報酬は出せないから、市長のつてなどでボランティアで頼む。その名も「夕張金曜未来塾」。 
 「庁議」と呼ばれた幹部会議は「お役所言葉でわかりにくい」と、「部門長会議」に改めた。市役所の呼び名も「株式会社 夕張」とし、職員に実績主義やスピードを求めた。 
 呼び方の変更はささいなことだが、職員の意識改革を図る第一歩と考えたのだろう。いずれも、信頼を取り戻すための取り組みだ。 
 だが、市民に、こうした取り組みはほとんど知られていない。市民が「市役所が変わった」と認識することから、信頼回復は始まるはずだ。定期的な記者会見を開いたり、町内会の小さな会合にも顔を出すなどして、市長の考えを伝えることが必要となる。(酒井麻里子)