医師派遣の委託契約は、議会の承認が必要なのか?

医師派遣の委託契約は、議会の承認が必要なのか? 
 ・・契約内容如何だが 追い込まれた自治体病院の正当な医師招聘の事務が 停滞しないようにして欲しい・・・議会の承認の必要はないが リスクのない契約を結ぶことは当たり前』 (長 隆) 


河北新報ニュース 2007年5月27日 

男鹿市副市長が辞職へ 医師派遣委託問題で引責同市が、市立男鹿みなと病院(下間信彦院長)への医師確保を目的に、佐藤副市長の知人を通じて医療コンサルタント会社(東京)と医師派遣の委託契約を結び、議会の承認を得ずに成功報酬など約700万円を支払っていた問題の責任を取った。 

  
(毎日新聞より) 

男鹿みなと市民病院の医師兼職:佐藤副市長が辞職へ 医師仲介、報酬問題で /秋田毎日新聞 2007年5月28日 
 男鹿市立「男鹿みなと市民病院」が勤務4日に終わった女性医師(30)の仲介者に報酬693万円を支払った問題で、契約を中心になって進めた佐藤文衛副市長が27日、問題の責任を取って佐藤一誠市長に同日付で辞職届を提出し、受理された。 
 医師の紹介者に報酬を支払っていた問題を巡っては、与党会派「翔政会」(杉本博治会長)が佐藤副市長に対する辞職勧告決議案を6月定例議会に提出する動きを見せるなど、市議会から責任を問う声が出ていた。 
 佐藤市長は28日に開かれる市議各会派代表者会議で、病院の問題に関して、自身の責任も含めた今後の対応について説明する考えだ。【百武信幸】 




(QQドクターの PR文章) 

紹介料の安心・明朗会計という企業哲学に基づき、独自の『成功報酬勤務実績制』を取り入れております。 
『成功報酬勤務実績制』とは医師の入職が決定した場合のみ紹介料(紹介料に関しましてはお問い合わせ下さい。)を頂くことです。 
紹介料は勤務実績により出された報酬から算出し、支払いは1年間のみで2年目以降は頂きません。 

この方式を採用することで、医師を連れて行っただけで面接料を請求されたり、事前に決めた勤務日数分の紹介料を支払った直後に医師が退職したにもかかわらず、紹介料を返金しないなどのトラブルが過去に多々発生したことで、病院・企業側が抱えている不信感を払拭し、積極的にこのサービスを活用して頂くためであります。 



(きまぐれおぢさん道のブログは 事件を解かりやすく解説してくれている以下引用) 

 秋田県内の公立病院が採用した非常勤医師が、兼職が禁止されている防衛省医官だったことが判明した。病院はコンサルタントに紹介料?として既に693万円を支払っていたが、契約内容は「月曜朝から水曜夕方にかけて通算50時間の診療を月2回行い、月給100万円(税込?)というもの。医師は兼業がバレて4日間のみで解雇されたが、病院が紹介料の返還を求めたのに対し、コンサルタント側は「契約は成立した」として拒否しているという。 

 ちょうど内田ブログを読んでいたら「コンサルタントに踊らされて薬学部を新設した私大の多くが、経費ばかりかかって経営が立ち行かなくなっている」という記事が出ていた。ちょっと長いが引用させて貰うと「シロートというのは『経営の専門家』であると自称する人間が『ほんもの』か『詐欺師』かを見分ける能力がない人である。そして『ほんものか詐欺師か見分ける能力のない人間』の前に『私はほんものです』と名乗って現れる人間は10中8,9詐欺師なのである」という記事があって思わず大きく頷いてしまった。 
 まさにその通りである。理由は色々あるが、医師の退職が止まらない公立病院の弱みにつけ込んでこういう事を平気でやるのは殆ど詐欺だし、その給与も医師の卒業年次を考えるとおそらく同病院に常勤するよりかなり高額だ。 

 地域に住んで週40時間+時間外働くより、月6日だけ働く方が高給で責任も無い・・。こんな事が許される筈は無いし