妊婦死亡・・奈良県大淀町の町立大淀病院・・奈良県の2病院、大阪府の17病院は「満床」などで断った・・

『妊婦死亡・・奈良県大淀町の町立大淀病院・・奈良県の2病院、大阪府の17病院は「満床」などで断った・・、奈良県警は業務上過失致死容疑で捜査しているが、19病院と自治体全てを捜査してもらいたい! 
産婦人科医の これ以上の離脱を防止する重大な責任が捜査当局にもある。 
能力の範囲を超えて 懸命に妊婦に対応した医師を損害賠償請求する 遺族も決して、担当医師を責めるだけでなく、「産科医、医療が良い方向へ進むよう、真実をはっきりさせたい」 としているのは 支持できる。 
 真の責任は、政府が強く勧めている。「集中と選択」に踏み切れない自治体と自治体病院にある・・・入院を断った自治体・・ 診療拒否させた人物は誰か!政府の責任に転化している評論家も事情聴取すべきである』(長 隆) 


遺族、担当医と町を提訴 19病院が拒否、妊婦死亡 
2007.05.24 朝日新聞  
  
奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、出産中に意識不明となった高崎実香さん(当時32)が、県内外の19病院に転院の受け入れを断られた末に死亡した問題で、夫の晋輔さん(25)=奈良県五條市=と生後9カ月の長男が23日、適切な治療を怠ったとして、大淀町と産婦人科(現・婦人科)の男性医師(60)を相手に、損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。産科医不足が解消されない中で、地域医療のあり方も問われそうだ。 

 訴状などによると、実香さんは昨年8月7日朝、分娩(ぶんべん)のため同病院へ入院。翌8日未明に頭痛が始まり、まもなく意識を失ったが、担当医は「陣痛による失神」と判断して仮眠に入った。晋輔さんらは脳内出血を疑って頭部の画像診断を求めたものの、担当医は妊娠中毒患者がけいれんを起こす「子癇(しかん)」と診断して検査をしなかった。 

 容体の悪化を受けて病院側は転院先を探し、奈良県の2病院、大阪府の17病院から「満床」などと断られた。意識喪失から6時間後、実香さんは搬送先の国立循環器病センター(大阪府吹田市)で右脳に大きな血腫ができていることが判明。帝王切開で奏太(そうた)ちゃんを出産したが、8日後に脳内出血で死亡した。 

 原告側は、担当医は脳内出血を疑って必要な検査をし、治療に対応できる医療機関へすぐに転院させるべきだったと指摘。「症状を悪化させて死亡させた過失」は最初に入院した病院側にあると主張している。請求額は明らかにしていない。 

 実香さんの死をきっかけに、大淀病院は今年4月から産科の診療を休止。一方、奈良県警は業務上過失致死容疑で捜査している。晋輔さんは「病院が話し合いに応じず訴に踏み切った。産科医、提療が良い方向へ進むよう、真実をはっきりさせたい」と話した。 

 <大淀町立大淀病院の原育史(やすひと)院長の話> 今後、司法の場で主張を明らかにしたい。