近江八幡医療センター SPC・・ 施設整備費など141億円(デプファ銀行75億・滋賀銀行35億・大同生命30億)で豪華病院を新築したが・・事業的に成り立つかどうかは検討していなかった


『近江八幡医療センター SPC・・ 施設整備費など141億円(デプファ銀行75億・滋賀銀行35億・大同生命30億)で豪華病院を新築したが・・事業的に成り立つかどうかは検討していなかった・・事業的にこの建設費で継続的に成り立つかどうかは市の責任・・SPCは市の方針に従っているだけ・・ (SPC)「PFI近江八幡」の井谷守社長が委員会で答弁』 

①不良債務(2011年度末)60億円に 近江八幡市医療センター あり方検討委が予測 
2007.12.26京都新聞   
  
近江八幡市立総合医療センターの経営改善策を話し合う「市立総合医療センターのあり方検討委員会」(長隆委員長)の第二回会合が二十五日、同市土田町の同センターであった。 

 冒頭、委員の正木仙治郎同市副市長が、七日に発覚した同センターの健診センター従業員が健診料約百十万円を着服した事件について謝罪。市のPFI(民間資金活用による社会資本整備)契約先のSPC(特別目的会社)「PFI近江八幡」井谷守社長も謝罪した。 

 ヒアリングで、井谷社長は「SPCが病院経営をするわけではない」「SPCへの支払いは固定化されていない」とし、赤字の原因が同社のみにはないことを強調した。 

 これに対し、長委員長は2011年度末には不良債務が約六十億円に上り、その後も借入金が毎年約三億円ずつ増えるとする経営予測を出した。 

 委員からは「契約が十分であったとはいえない」「金利が高い借入金の借り換えを」「地域の中核医療機関として他の医療機関との連携強化を」などの意見が相次いだ。次回は一月二十一日午後三時から開き、冨士谷英正市長に提言を出す予定。(浅井佳穂) 
  

②近江八幡市立総合医療センター:「経営主体は病院」 SPCが反論 /滋賀 
2007.12.26 毎日新聞  
 ◇あり方検討委、2度目会合 

 近江八幡市立総合医療センターの運営方式を見直す市長の諮問機関「あり方検討委員会」(長隆(おさたかし)委員長)の第2回会合が25日、同センターで開かれた。医療以外のセンター業務を委託された特別目的会社(SPC)「PFI近江八幡」の井谷守社長が出席し、委員から経営改善策に関して意見を求められた。 

 この日、委員が「センターの医業収益(今年度)は87億円なのに必要費用は108億円で、差額は21億円。4、5年後には50~70億円になり、(市と連結決算になるため)財政健全化法の財政再生団体に転落する恐れがある」と指摘。建物の金利は「もっと安い金利に変えられるのでは」などの意見が出た。 

 これに対し、井谷社長は「経営主体は病院で、SPCは無関係。SPCの業務は事業契約に基づき実施しており、一部が今となって高いと言われても、おかしい。事業水準、業務範囲などは変更もできる」と反論した。 

 また、井谷社長はSPCが委託した派遣会社の女性職員の着服事件について陳謝した。【斎藤和夫】 


(解説) 

英国医師会雑誌 2005年10月8日号 P792~793(委員会提出資料より一部抜粋) 

「PFIは英国で失敗したが その輸出はとまらない」 


英国のPFIは夢が現実になったように見えてたに違いない。 

保健省は、PFIが大規模な開発のためには唯一の方法であると言明したからである。 



アリソンポロック 教授らの警告

~~契約金額が著しく高額であるにも拘わらず、営業上の秘密のベール・により、経済性に関する明確な議論がなされていない~~~
~~近年の英国における医療PFIの 実験的活用は終末にいたっているように見える・・・その最初の兆候は 西ロンドンの 新教育病院の中止・・・ 
中止の理由は PFIは 医療システムに適用するには あまりにも複雑すぎる。 さらに PFIのNHSに対する 真のコストの契約先へのコスト認識 


PFI の問題・・・急激な変化をする医療事業に対して 柔軟性がかけること・・もっとも重要なのは英国政府の 予算政策の変化 


(以下 日本への痛烈な皮肉) 

英国でのPFIは死んでも 海外では 生き続けるだろう。 
英国のPFIは失敗しても 輸出は成功するであろう 

(翻訳文責 長 隆・・・原文ご入用な方 東日本税理士法人まで)