病床利用率 穴水総合病院(病床数177床)が05年度57%、06年度50%で、07年度は10月末現在で53%・・



『病床利用率 穴水総合病院(病床数177床)が05年度57%、06年度50%で、07年度は10月末現在で53%・・穴水総合病院の早川武雄事務局長は「自治体病院は、数字だけで割り切れない。不採算を切り捨てるのではなく、医師や看護師を地方に供給するよう抜本的に制度を見直す必要がある・・・としているが ・・・制度を見直すのは穴水町!ガイドラインは 制度見直しの方向性を明確にしている。穴水総合病院が内科医3人から1人になってもまだ 国・県などに 責任転嫁している。 経営改善にただちに 着手しなければ 夕張! しかし夕張のように病院再生する事は 町民の利益になる。』 




[焦点]奥能登の2病院 病床利用率、3年連続で70%割れか=石川 
2007.12.12読売新聞   
 ◆医師・看護師不足で入院減 迫られる抜本改革 

 総務省の「公立病院改革懇談会」が、病床数の削減や診療所への転換などを迫る指針とした病床利用率70%を、公立穴水総合病院(穴水町)と公立宇出津総合病院(能登町)が2005年から2年連続で割り込んでいる。指針では3年連続で割り込んだ場合、抜本的な経営改革を迫る方針を打ち出した。背景にある「医師・看護師不足」の解決に妙案はなく、病院は危機感を強めている。(足利浩一郎、小泉朋子) 

 先月12日、公立病院改革懇談会が策定した経営が悪化している公立病院の経営改善を促すガイドライン(運用指針)で、過去3年間(予定・05~07年度)の病床の稼働状況が鈍い公立病院に抜本的な経営改善策を求めることになった。 

 各自治体には08年度中に改革プランの作成を求める見通しだ。 

 病床利用率は、穴水総合病院(病床数177床)が05年度57%、06年度50%で、07年度は10月末現在で53%、宇出津総合病院(同188床)が05年度68%、06年度68%で、07年度は11月末現在64%。 

 双方とも3年連続で70%を割り込む危機に立たされている。 

 病床利用率の落ち込みは、医師・看護師不足が原因で、穴水総合病院は内科医が3人から1人になり、06年度に内科病棟(58床)を閉鎖した影響で、入院患者や病床利用率が低迷した。 

 内科医は3人に戻っているが、医師の総数は13人で、01年度の17人からは減少。同病院は「この状況が続けば、病床の削減を考えなければならない」と話す。 

 宇出津総合病院では、看護師が89人で入院患者13人に1人の態勢。診療報酬の改定で、入院基本料の最高額を受け取れる基準が「10人に1人」から「7人に1人」になったことが看護師獲得競争を招き、地方の看護師確保が難しくなっている。 

 同病院の川口登事務局長は「行き届いたケアをするには、入院患者を抑制せざるを得ない面もある」とし、奥能登の公立4病院の連携強化や介護施設との併用を模索する。 

 穴水町は今年度から医師や看護師を目指す学生を対象に修学資金の貸し付けを開始。能登町も9月から、看護師確保のため修学金を貸与する制度を設けた。しかし、穴水町の修学資金貸し付けの応募はゼロ。能登町の修学金制度には2人が応募したが、比率を押し上げるには10人程度が必要。県が導入した「地域医療人材バンク」や「地域医療支援医師養成研修プログラム」の医師を地方に誘引する制度も成果は上がっていない。 

 穴水総合病院の早川武雄事務局長は「自治体病院は、数字だけで割り切れない。不採算を切り捨てるのではなく、医師や看護師を地方に供給するよう抜本的に制度を見直す必要がある」と話している。