公立病院改革の柱 は ~新入社員が 応募しない会社の将来はない~と考え・・



『公立病院改革の柱は ~新入社員が応募しない会社の将来はない~と考え・・「職場環境を改善しなければ地域医療の担い手がなくなる。使命感のある人や頑張った人が報われる制度にしてほしい」という 医学生の期待に応える経営体質にするため あらゆる聖域を排除する事に明日からでも取り組んで欲しい・・・数値目標は医師確保の目的達成のための手段・技術的助言である』(長 隆) 
  
「医局残りたくない」37%、専門性や多忙で大学病院を敬遠-浜松医大生が意識調査 
2007.11.27静岡新聞   
  
研修医の大学病院離れが医師不足の一因といわれる中、浜松医科大(浜松市東区半田山)の医学生が「市中病院の方がプライマリーケア(初期的総合的診療)を学べる」「大学病院は上級医が忙しく、研修医が十分勉強できない」などの理由で研修先に大学病院を選ぶことに不安を感じていることが、同大の学生が実施した意識調査で分かった。「医局に残りたくない」が37%に上り「残りたい」という学生も消極的な理由が多く、医学生の本音が浮かび上がった。

 調査は大学祭のシンポジウム用に、九月末から十月上旬にかけて学内メーリングリストを使って実施され、医学生六百人中百二十五人から回答を得た。「研修医として大学に残りたいか」の問いに「残りたい」が62%、「残りたくない」が37%。「県内の病院で働きたいか」を聞くと「生涯働きたい」が36%、「一時期働きたい」が52%、「働きたくない」が10%だった。 

 理由を尋ねる欄では、大学病院について「拘束時間や業務が多い割に学べることが少ない」(五年)「専門性が研究や臨床には生かされているが研修医に対しては不十分」(六年)との回答が目立ち、大学病院ならではの専門性や多忙さが研修を敬遠する理由として浮き彫りになった。一方で「教育体制が整っている」(六年)という回答もあった。県内に残る理由は「地元だから」が多く、「成長できれば、へき地にも行く」(二年)という意見もあった。 

 調査した大学祭実行委員の会津安里さん(23)=医学科三年=は「将来に不安を抱えている学生の本音を伝えたかった」と調査理由を説明し、「職場環境を改善しなければ地域医療の担い手がなくなる。使命感のある人や頑張った人が報われる制度にしてほしい」と望む。 
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 【新医師臨床研修制度】 

 医師免許を取得したばかりの医師に2年間、病院の各診療科で研修を受けさせる制度で、平成16年に導入された。従来は医大卒業生の大半が出身大学に残り、大学の医局から地方の関連病院に医師が派遣されたが、新制度はマッチングによって医大生と病院双方の希望を基に研修先を決める方式となり、医局に残る研修医が減り、医局が関連病院に医師を派遣する余裕がなくなっている。 

静岡新聞社