『門出を祝す・・公立病院改革の素晴らしい模範!』


『門出を祝す・・公立病院改革の素晴らしい模範!』 


基本協定に調印 金沢医大、市と 氷見市民病院民営化、来春開業へ /富山県 
2007.11.23朝日新聞   
  
氷見市民病院の公設民営化に向け、金沢医科大と市が22日、市役所で、病院経営に関する基本協定に調印した。前日の市議会で正式に指定管理者となった金沢医科大側は、拡大する地域医療格差の解消や3年以内の赤字経営の脱却などの目標を掲げた。しかし短い準備期間の中の医師確保策などで「問題山積」とした。 


 調印式には堂故茂市長と金沢医科大の小田島粛夫理事長らが出席。「金沢医科大学 氷見市民病院」という病院名や24時間365日の救急、へき地巡回診療、来年4月から20年間の協定期間、運営見直しに向けた管理運営委員会の設置などを盛り込んだ協定書に2人が署名し、握手した。 

 調印後、堂故市長は「医師確保の手当てや地域医療が第一義の運営方針で、ハートセンター開設など特色ある提案をいただき、市民が求める医療を期待したい」などとあいさつ。 

 小田島理事長は「医療格差が拡大する中で、氷見市民の医療を守るため、20年間、格差をなくす思想を受け継いで使命を果たしていきたい」と述べた。 

 今後の取り組みでは、担当の竹越襄副理事長が「富山、金沢の両大学からの全面協力で、安定した地域医療の継続と改善を進め、独立採算の病院経営をめざしたい」と説明。 

 焦点の医師確保策は、11月初旬の内定通知後、市議会の正式決定前だったが、職員らの説明会を開催した。その後32人の勤務医のうち、21人と個別面談をして残留意向を調査し、「おおかたの医師から快く協力するとの感触を得ている」と話した。 

 金沢医科大側は、看護師や技師らも基本的に全職員の残留を求めるとしながらも「協力姿勢がなければ難しい場合もある」とした。 

 竹越副理事長は「開業予定の来年4月までに、具体的な運営体制を整える準備期間は足りないが、やるしかない」と話し、正式決定前の個人面談などは日程上、やむを得なかったとした。 

 新たに建設する新病院の場所について、市民参加の選定委が選んだ2カ所の候補地に対して「今のところ白紙だ」と話した。 


 【写真説明】 

 調印後、握手する小田島理事長(右)と堂故市長=氷見市役所で 




市職労など抗議の集会 約500人が参加 氷見市民病院民営化 /富山県 
2007.11.23朝日新聞   
  
氷見市が、公設民営による管理運営の協定書に調印した市民病院の職員の雇用や労働条件などを守ろうと22日夜、市職員労働組合などの抗議集会が、同市内で開かれた。 

 集会には約500人が参加。自治労県本部の石黒博委員長や松井龍之介・自治労衛生医療評議会事務局長のほか、地元の野党市議らが出席。「指定管理者を決めた臨時市議会でも十分な議論がなかった」などの指摘があり、そのうえで「市は強引に病院の指定管理者を決定したが、職員の身分や雇用、労働条件は自分たちで守ろう」などとする方針が採択された。 

 その後、病院の放射線技師や看護師らによる決意表明があり、「組合の団結を強めて指定管理者決定にひるむことなく最後まで闘おう」という集会宣言をアピール。全員で市内をデモ行進した。