<守れ 地域医療>神戸市が市民病院の体制見直し 経営健全化計画を策定 来年9月めど



<守れ 地域医療>神戸市が市民病院の体制見直し 経営健全化計画を策定 来年9月めど 

2007.11.21神戸新聞   
市が市民病院の体制見直し 

経営健全化計画を策定 

来年9月めど 


 医師、看護師不足が深刻化している市民病院について、市は二十日、経営状況を分析した後、病院のあり方や診療体制の見直しを示す「経営健全化計画」を来年策定する、と発表した。 

 同計画では、経営状況の分析や市民病院の診療体制のあり方、近隣医療機関とのネットワーク化の可能性を示す予定。神戸や芦屋市などで近年、独立行政法人化を検討する公立病院があり、市民病院も経営形態について一定の方向性を打ち出す。 

 計画作りの一環として、来年一月から市やコンサルタントが経営状況を分析。その後、医師や学識者らによる「あり方検討会(仮称)」が、国が現在策定中の公立病院のあり方を示す「ガイドライン」に基づき、来年九月までに計画案を作成する。策定費は上限千二百万円を見込む。 

 二十日に記者会見した竹内英昭市長は「市民病院立て直しは緊急の課題。早急に取り組みたい」としている。 

 市民病院は国の制度の影響などで、医師、看護師が不足し、本年度から一部病棟を閉鎖したり、透析治療を中止したりする事態に陥っている。二〇〇六年度決算では約五十八億五千四百円の累積赤字となっている。(斉藤絵美)