地域住民に住民に空き病床を埋めてくれという要望はない・・医療不足の対策と増加を続ける赤字 対策こそが求めるもの、空き病床を即返上して余裕の出た財政で医師・看護招聘すべきである



『地域住民に 空き病床を埋めてくれという要望はない・・ 

医師不足の対策と増加し続ける赤字対策こそが 求めるもの 
空き病床を 即返上して 余裕の出た財政で医師・看護師招聘すべきである。 
福祉施設への転換で職員雇用確保は出来る。なぜ老健施設に全て即転換しないのか? 
改革したふりだけではないか。病院を守る方法はある。』 

秋田県 米内沢病院、療養病床の一部休止へ 来月から、来春には一般病床も 再編にらみスリム化 
2007.10.24秋田魁新報 


 北秋田市米内沢の公立米内沢総合病院(二百五十二床)は、十一月から療養病床の一部を休床とする方針を決めた。本年度末には一般病床の一部も休床する方針。経営難の中で人件費などの削減を図るとともに、同病院など市内三病院の再編に向け体制をスリム化させるのが目的。 

  

 現在、同病院は一般病床百三床、療養病床八十四床を設置。それぞれ二つの病棟に分けて運営している。同病院は三階にある療養病棟二十四床を十一月から休床とするほか、来年三月末には隣接する一般病棟三十八床を休床する方針。 

 療養病床には寝たきりの高齢者など六十五人前後が入院している。一部休床でベッドが足りなくなる分は、比較的重い症状の患者を一般病床に移して対応する。現在九十一人いる看護師の一部をJA厚生連に派遣して人件費を削減するほか、光熱費などのコスト減も見込んでいる。これにより、来年度当初の稼働病床は結核、感染の両病床を含め現在の30%減の百四十床となる予定。 

 同病院はここ数年、大学医学部の医師引き揚げによる退職が相次いでいる。平成十四年度末に十五人いた常勤医は、現在内科四人、麻酔科と小児科が各一人の六人体制。外科、産婦人科の入院や救急患者を受け入れできず、精神病床五十床は昨年度から休床している。 

 医業収入の減少に歯止めがかからず、自治体が負担する単年度損失は年々増加。本年度の損失は約五億四千万円に達する見込み。病院を運営する北秋田市上小阿仁村病院組合の議員からは「このまま自治体が多額の赤字を負担し続けることは問題。いったん病院を廃止し、診療所などに縮小すべきではないか」という意見も出ている。 

 十月から院長に就任した鈴木紀行医師は「この地域は高齢化が進み、医療を必要とする人は増えている。コスト削減で地域の理解を得ながら、病院を存続させたい」と語る。廃止を求める声に対しては「患者や職員の受け皿はどうなるのか。自治体病院は、そもそも利益にならない医療を請け負う側面がある」と病院の必要性を強調。今後は在宅診療や福祉施設との連携を進める考えを示した。 

 北秋田市は二十一年、県立北欧の杜公園近くに北秋田市民病院(三百三十床)を設置する計画を進めている。 

 厚生労働省は医療費削減に向け全国の病院の療養病床を大幅に減らす方針を示している。これを受け、再編後の米内沢病院には療養病床に代わり老人保健施設を設置する計画が示されている。