群馬県はミニ地方債を出して医療施設の投資をしているが債券購入者に厳しい経営状況の説明が必要ではないか。この5年間5次経営健全化措置(平成19年度で完了)


『群馬県はミニ地方債を出して 医療施設の投資をしているが 債券購入者に厳しい経営状況の説明が必要ではないか。この5年間 第5次経営健全化措置(平成19年度で完了) 

を実施できなかった群馬県が 今回の公立病院改革のガイドラインにしたがって 3年内に 累損を解消できるだろうか? 
 群馬県は〇四年十月に「県立病院改革ビジョン」を策定し、重油や薬剤、消耗品の共同購入など効率化を進めてきたが、「〇六年度に単年度黒字」の目標を果たせなかった・・・抜本的改革にはほど遠いと言わざるを得ない』 


累積赤字4年で倍増 県立4病院 「高度・専門」足かせ 地域医療支援病院指定着手 改革ビジョン策定へ 
2007.10.24 上毛新聞   
  

群馬県立四病院の二〇〇六年度決算の累積赤字(未処理欠損金)は総額九十四億六千万円で過去四年間で倍増、本年度は百億円超えが確実となっていることが分かった。一般会計からの補てんを抑制している事情があるが、県は経営改善が急務と判断。未収金の回収マニュアルを作成したほか、診療報酬が加算される「地域医療支援病院」の指定を受ける手続きに着手した。さらに病床回転率の向上を含む「新県立病院改革ビジョン」をまとめ、財務改善を徹底する。


 四病院は心臓血管センター(前橋市)、がんセンター(太田市)、精神医療センター(伊勢崎市)、小児医療センター(渋川市)。最新機器や新築病棟の減価償却費が経営を圧迫している。 

 県は二十三日の決算・行財政改革特別委員会で、不採算部門を洗い出すなど抜本的な経営改善に乗り出す方針を明らかにした。 

 すでに計画的な督促や悪質未納者への法的措置を盛り込んだ回収マニュアルを各病院に配布したほか、心臓血管センターが地域医療支援病院の指定を受ける手続きに入った。 

 「新ビジョン」は、総務省が七月に設置した公立病院改革懇談会の協議や、それを受けて同省が示すガイドラインを踏まえてまとめる。患者の回復状態などを把握し、退院するタイミングをしっかりチェックすることで病床回転率の向上を図ったり、平均通院日数の縮小、医療器具の調達コストの削減などを盛り込む見込み。 

 委員会では複数の委員が赤字脱却の方針をただしたのに対し、県側は「採算、不採算の分析はまだできていない状況。これまで手を付けなかった部門別のミクロな分野に改善の余地があるか調べる」と答えた。 

 病院会計は二〇〇二年度まで、一般会計から約五十億円を繰り入れて収支均衡を図ってきたが、民間の経営感覚を取り入れるため〇三年度から繰入金を三十五億円(目標値)に抑制。その結果、新たな欠損金は〇三―〇六年度の四年間で計四十六億円に達した。 

 県は〇四年十月に「県立病院改革ビジョン」を策定し、重油や薬剤、消耗品の共同購入など効率化を進めてきたが、「〇六年度に単年度黒字」の目標を果たせなかった。 

 橋本和博・県病院局長は「高度・専門医療は構造的に収支均衡が難しいが、膨大な赤字は放置できない。早急に新たな対策を出す」と話している。 

 総務省の懇談会は経営指標の目標設定や、民間病院並の効率性追及などの必要性のほか、民間委託など経営形態の見直しにまで踏み込んだ議論を行い、近く地方自治体にガイドラインを示す予定。