高知地裁は随意契約の違法性を認定・・オリックスを中心とした特定目的会社(SPC)高知医療ビーエフアイは守秘義務を楯に情報公開しない


『高知地裁は随意契約の違法性を認定・・オリックスを中心とした特定目的会社(SPC)高知医療ピーエフアイは 守秘義務を楯に情報公開しない・・ ブラックボックス批判に答えなければならない・・・毎年多額な税金投入している公立病院を食い物にしているといわざるを得ない・・・ 


贈賄「円滑工事」目的か? 設計変更連発に苦慮 医療センター汚職・・との報道に 
高知医療センターの業者選定にかかわった小山秀夫・静岡県立大教授は一般の公共工事でも談合はあると反論。事件は制度より、マネジメントの問題。行政側が発注や設計変更をコントロールできていたかどうかが重要と反論。・・コントロールできていなかったら 行政は談合容認していたという事か?行政がコントロール出来なければ PFIありえないという事か?』


高知医療センター汚職:前院長「橋本知事信頼」たてに強権 「裸の王様」3日で降伏 
2007.09.23毎日新聞   
  

高知医療センター(高知市池)の民間委託(PFI)事業を巡り、プラズマテレビや高級家具など21点、250万円相当を事業者側から受け取ったとして、前院長で同志社大大学院教授の瀬戸山元一容疑者(63)が高知県警捜査2課に収賄容疑で逮捕されてから、23日で1週間。「センターに不可欠な人物」として招へいされながら、業者との癒着を指摘され続けた瀬戸山容疑者の人物像や事件の背景を探った。【近藤諭、服部陽、米山淳、加藤小夜】 

 ●「不祥事の爆弾」 

 瀬戸山容疑者の経営手腕を高く評価する関係者は今も多い。「患者さんが主人公」をスローガンに、病院スタッフの意識改革や施設の充実を図り、センターは利用者から高い評価を得ている。 

 一方、「私は(橋本大二郎)知事から三顧の礼で迎えられた」などと、自分の意見を押し通す姿は強権的だ。瀬戸山容疑者が過去に院長を務めた舞鶴市民病院(京都府舞鶴市)や島根県立中央病院(出雲市)の関係者は、意見の異なる医師や事務方を排斥する様子を、「裸の王様」と異口同音に指摘した。 

 業者との癒着は、行く先々でささやかれた。高知では、視察旅行にPFIの応募業者や納入業者を同行したことが発覚。「いつ爆発するか分からない爆弾だった」。ある県幹部は「詰め腹を切らせるタイミングを探っていた」と打ち明けた。度重なる不祥事に県議会や市議会などからも批判が上がるようになり、瀬戸山容疑者は06年3月、「健康上の理由」で、院長を辞任した。 

 ●PFIに批判も 

 同センターで用いられたPFIは、自治体の財政難を背景に、老朽化施設の改修や新築に民間資本を使い、自治体の負担を軽減しようと、小泉構造改革路線の一環として導入された。公的病院では計画中のものを含め全国12カ所で採用されている。県立中央病院と高知市民病院を引き継いだ高知医療センターは、オリックス(東京都港区)を中心とした特定目的会社(SPC)「高知医療ピーエフアイ」が施設建設と30年間の運営を一括して約2100億円(病院施設建設費は約230億円)で受託した。 

 このPFI事業について、市民オンブズマン高知は「発注がSPCに委ねられ、責任の所在があいまい。情報公開の対象でもなく、ブラックボックスだ」と指摘。発注に余分な支出があったとして提訴し、高知地裁は随意契約の違法性を認定(訴え自体は却下)した。 

 こうした批判に対して、同センターの業者選定にかかわった小山秀夫・静岡県立大教授は「一般の公共工事でも談合はある」と反論。「事件は制度より、マネジメントの問題。行政側が発注や設計変更をコントロールできていたかどうかが重要だ」と主張する。 

 ●工事に影響力 

 瀬戸山容疑者は逮捕当初、捜査2課の調べに、「テレビなどは自分で購入した」と容疑を否認した。だが、「証拠は十分にある」と立件に自信を見せる県警側の厳しい追及に、わずか3日後に供述を一転。謝礼として受け取ったことを認めた。 

 瀬戸山容疑者の同センターでの序列はナンバー3。だが、医療部門トップとして、「天皇」と呼ばれるほどの実権を握っていたとされ、施設工事の設計変更などに強い影響力があったという。同課は、瀬戸山容疑者の職務権限の範囲や、テレビなどの提供の経緯についてさらに追及する。